国家諜報局777号「キューバの朝日」
- カテゴリ:自作小説
- 2019/02/01 19:02:56
さて、ここはバハマのホテルの中、「速水」は「エミリオラルゴ」に声を掛ける
「速水」「はじめまして、そちらは、宝探しで、有名な、エミリオラルゴさんですね、私の名前は、猛、速水と申します」と右手を差し出す
「エミリオ」「お名前は、聞いたことがありますな、確か油田開発の会社を、経営していらっしゃるとは」二人の思惑と視線がからみあう
周りの人達や、ケイトは、「速水」と「ラルゴ」の伊達男二人の姿に見とれている、「速水」「なかなか、運の良いお仕事ですな、どうですか・我が社に投資してみては」と笑顔を向ける
「ラルゴ」「そちらも、なかなか、商売に長けておられるような、バハマには、いつ来られましたかな」と答える
「速水」「つい最近ですよ、それまでは、あちらこちらで、油田と警備保証関係の仕事でした」と話す
「ラルゴ」「ほほう、なかなか、面白い経歴のようですね」
「速水」「ラルゴさんの、運の良さにあやかりたいと思います、機会があればルーレットの賭けでも、してみませんか」
と社交的に、振る舞う
「ラルゴ」「うーん、今宵はできないが、明日以降ならばいいでしょうと答える
そこに、竹中が声をかける「竹中」「速水の旦那様、そろそろ、ホテルに戻られるお時間では」
「速水」「そうだった、明日のビジネスと、ロンドンからのお客に合わないとね」と3人は、ラルゴに挨拶をし、部屋を出る、廊下をあるきながら
「ケイト」「なんか、香港のときと違うような、気のせいかも」
「速水」「朝になればわかるさ、竹中さん、車をホテルまで頼む
「竹中」「了解、俺の方も、少しネタを掴んだ」
「速水」「多分、ラルゴの部下の尾行がある、わざとつけさせてくれ
そして、外に止められているベントレーに三人は乗り込む、そしてホテルへの道をとる
その少し後ろを、ラルゴの部下の乗る車が尾行する
「速水とケイトの一夜はどうなるのか」続く
https://www.youtube.com/watch?v=sefBHwijZng&feature=share