国家諜報局777号「海底を探せ」
- カテゴリ：自作小説
- 2019/01/30 19:27:08
さて、ここは、キューバの海のとある島である、「ケイト リオン、ワング」は、沖合の風景を20倍の軍用双眼鏡でみている
「ケイト」「うーん、特別な物は見当たらないね、ボートで釣りをしていょうか」
その沖合には、「速水」たちの乗る高速ボートが停泊している、「今野」と「ライリー」は無線当番だ。
「速水」は飽和潜水用の装備一式を背負い、潜水を開始する、油田の候補地を探すという名目で
水中の様子を探るためだ
「速水」「サメの餌だけは、ごめんだぜ」「手がかりらしいものはあるか」
暫くの間海底を調べている、海底に沈没した、船の残骸のなかに、光るものを見つけた、ロシア軍のドッグタグにも、見える、それをカメラで写真を取る、そして、画像を高速ボートに送る、パソコンが反応し、信号をボートのデッキにいる「新妻」に知らせる
「新妻」「なにか、出たらしいな、うーん、回収するか、それとも、そのままに置くか」少し間思案している、舵輪を握る「竹中」が答える
「竹中」「回収しておこう、この付近に、ロシアの船などはいないはずだが、海底にあるとは、不思議だ、もしかしたら、水爆につながるかもしれない
海底の「速水」にシグナルをおくる
「速水」「ドックタグか、やはりな、回収する」少しずつ近づき、ロシアのタグを拾い、徐々に減圧しながら浮上していく
「竹中」「ほら、手を出せ、人間と、発見物もだ」「速水」はボートの甲板に登る
「新妻」「これを分析か、Qのラボに送るか、こっちに来てもらうかだな」
「速水」「本部に報告して、Qに来てもらおう、あの爺さん、バハマで釣りだといえば、飛んでくるさ、それに、空からの目もいるしな」
三人は笑い合う
秘密兵器わくわくするね