Nicotto Town


速水猛のブログ アルカディア「Ἀρκαδία 」


国家諜報局777号「キューバより、愛を込めて」


さて、ここは、キューバとベネズエイラの間に跨るカリブ海の油田に見せかけた、敵組織、ネオスペクターの基地である

「猫を抱いた総帥」「ふふ、この基地の地下には、ロシアより、手に入れた、水爆が仕掛けてある、この基地のカモフラージュは、完璧ではあるな」
「敵幕僚」「総帥、この基地は、我々に敵対するあの、機関に、嗅ぎつけられませんか」と総帥に質問する

「総帥」「まあ、別の海域で、宝探しに見せかけた、ダミーが動いてくれているがな」、総帥は、外の景色を眺めている

一方、こちらは、キューバのハバナ、背広姿の「速水」はここに探りに来ている
「もう少し出てかがりがつかめるか、それとも、別のエリアか」流石に悩む

「速水」「、、そうか、エムに連絡をとつて、こちらに、応援を呼ぶか」そして、国際電話でロンドンに暗号連絡を入れる 電話をしながら、ワルサーPPKSを、ホルスターから取り出す

一方ここは、ロンドンの本部「エム」「そうか、応援か、わかった、イギリスとアメリカと、フランスと、ドイツから、集めた精鋭部隊「EXITOS」を編成しておくろう」 緊急所収がかけられ、フロリダの竹中にも、ワシントンから連絡が入り、キューバに向かう、電話中に後ろに立ったアロハを着た男に旧式な14年式拳銃を突きつけられる
「ケイ、竹中」「そのまま、動くなよ、英国さんよ」
「速水」「脅かすなよ、俺の動きは止まっているぜ」そして、後ろに振り向く、背広の裾からだされた手には、ワルサーPPKSが、握られている
「速水」「ずいぶんと、珍しいツールだな、キューバの差金かな、それとも、ロシアの雇われか」
「ケイ 竹中」「そちらは、世界一有名な007の後釜と言われているおとこだそうだな、俺は、ケイ竹中、米国海軍予備役中佐だ、こちらには任務で着たんだ、、そちらの機関と合同作戦だそうだ」そして速水は話を聞きながら、ポケットのロンソンのヴァラフレームのガスライターを出し、葉巻のケースを開け、ドミニカ物の「バスコダガマ」の葉巻を取り火をつけて、吸い始める
葉巻に入れの中には、赤い印の葉巻が3本あるが、実は、この中には、プラスチック爆薬シー4が仕込まれている、彼の愛用の葉巻と区別するために、印がつけられている、起爆装置は、左腕のイカリマークのカフスボタンに仕込まれている 続く






Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.