Nicotto Town



【小さき者の記憶】

https://www.nicotto.jp/user/circle/index?c_id=258484
オリチャサークルのキャラの過去編です。

アバター
2019/01/19 15:22
ー終わりー
アバター
2019/01/19 15:21
この3年後、現在。
今、私はあのときみたいに時が止まった中に居る。
そして、目の前には怪物がいる。私も死ぬのかな。
アバター
2019/01/19 15:20
この年、お父様のおうちをこっそり見つけた。
私は、本妻の子じゃないから、あんなお屋敷に
使用人と住まされていたと気づいた。
だから、本妻の子である、弟と仲良くした。
ただただ、兄弟が欲しかったから。
そして、学校とか他愛のない話をした。
私は、学校も幼稚園も行った事がないから楽しかった。
そして、駅前のショッピングモールに遊びに弟と私と
弟の傍付きと出かけた。弟の傍付きは可愛い女の子で
私は一目見てかわいいなって思った。そのときに、
時間が止まってしばらくして時間が戻ったら、弟と
彼女は、その瞬間車に轢かれて死んじゃった。
私は、壊れた。「あああああああああああ、なんでなんでなんで?
わたしのせいだあ、わたしがなかよくしたからだ。もうわたしだけ
生きるのはいやだ。」
家でひとしきり泣き叫んだあと、彼女のことはただ可愛いと思っただけ
じゃなくて好きだったことに気づいた。あ、そっか、もうただの知識に
変えちゃえば、私は壊れない。経験じゃない、知識。私はただ居合わせただけ、
私は関係ない。そう記憶修正しちゃえばいいと思って、自己防衛で無意識の
うちに、記憶修正したようだ。今も私は、知識でしか彼女のことは
覚えていない。
アバター
2019/01/19 15:07
○○月△日
前にお姉さんと会ってから7年ぐらいったった。
やっとぬけだして公園へ行くことができた。
お姉さんはいた。
「ひさしぶりだな、杏奈。でも、今度はあたしがさよなら
しなきゃいけないんだ。あたしは、明日で23歳になる。
勇者を卒業するんだ。卒業したら、協力者になるか、
記憶を消すかなんだ。あたしは、記憶を消すから
杏奈のことは忘れる、だからバイバイだ。」
お姉さんは泣きそうに言って、いなくなった。
私はもう小さくないのにななんて思ったけど、
大人から見れば子供なのかな。

この日の日記だけはきちんとした日付ではない。
読み返したときに気づいた。考えたら、簡単だった。
○○→8、△→3、だから8月3日。確かに暑い夏だった。
アバター
2019/01/19 14:56
5がつ13にち
きょうはこうえんへいっていることがしようにんさんにきづかれた。
もうそとへいけないだろう。
アバター
2019/01/19 14:54
4がつ3にち
ひとりのおねえさんとであった。ひとりであそんでるあんなに
はなしかけてきた。
「おじょうちゃん、ひとり?いっしょにあそんであげるよ。」
さいしょはひとさらいかなっておもったけどちがうって
あそんでてきづいた。
「おねえさん、なんでここでわたしとあそぶの?」
わたしは、ふしぎできいてみた。
「んー、それは、おじょうちゃんがのうりょくをつかえそう
だからだよ。あたしは、りょうらんっていうグループなんだ。」
おねえさんはよくわからないことをいった。わたしは、
こどもにおとぎばなしみたいなことをいってはぐらかそうと
しているんだっておもって、そのはなしにのってあげることにした。
「それってなんのグループ?」
そう聞くとおねえさんはこたえた。
「ゆうしゃだよ。かいぶつからこのまちをまもってる。
ひゃっかっていう、ライバルグループもいるけど、
あたしたちはもうすこしちがったほうほうでまちをまもってる。」
わたしは、おとぎばなしなんだなとかくしんした。
「わたしは、あんなっていうの。おねえさんは?」
ひとさらいじゃないならなまえをおしえてもいいとおもった。
「あー、あたしのなまえ?コードネームならおしえてやる。
●●●●っていう。あたしがきまぐれなことがりゆうだ。
16さいだよ。」

(ここでこの日の日記は終わっている。コードネームは上から
黒いクレヨンで塗りつぶされているようだ。)
アバター
2019/01/19 14:40
6歳のとき、何度かお屋敷を抜け出して家の近くの公園にいった。
そのことを私は日記に書いていた。
アバター
2019/01/19 14:36
そんな私の名前は宮塚杏奈(みやつかあんな)
とある大企業の社長令嬢らしい。戦前であれば、財閥と
呼ばれるほどの規模だと思う。
アバター
2019/01/19 14:34
お父様は、たまに訪れたけど、私のお屋敷には全然来なかった。
アバター
2019/01/19 14:33
自分がなんなのかは考えることはしなかったが、
自分がなぜひとりなのかはずっと考えていた。
正確には、家事をしている人がいたみたいだった。
アバター
2019/01/19 14:31
物心ついたときから、私はひとりだった。




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.