トランプが予算を人質に壁建設を要求
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- 2019/01/05 07:48:45
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39672870V00C19A1000000/
トランプ大統領「国境安全の問題が解決するまで政府を再開しない」
トランプは「国境の壁」建設費の予算計上を優先させる方針を表明した。
「何カ月でも何年でも閉鎖する覚悟がある」
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独裁者が鉄の決意を表明する時、多くの民衆は迷惑に感じる。
トルコがアメリカ人牧師をクーデター容疑で拘束している時、
アメリカは「牧師を開放しろ」と激しく抗議した。
そして鉄鋼製品の関税を上げるなどしてトルコ経済に大打撃を与えた。
この苦しい状況でトルコのエルドアン大統領は
「民衆よ、安心しろ。私はトランプに負けない」と演説。
この直後にトルコリラは暴落して経済低迷は決定的になった。
アメリカが経済圧力をかけて来たら、すぐさまアメリカ人牧師を国外退去処分にすれば良いのだ。
それを大統領の面子の問題だとばかりに問題を長期化させるから国が傾く。
ところでトランプ大統領はメキシコとの国境に壁を建設すると言っていたが、
それは彼にとって何よりも優先すべき公約らしい。
ところが議会の承認が下りないからとトランプは全ての予算執行を止めた。
このためアメリカの政府機関が次々閉鎖されている。
アメリカの株価は何とか安定しているので、大規模な買い支えを誰かが行っているのだろう。
財務省長官スティーブン・ムニューシンが株価暴落防衛隊に出動を命じたという話は本当らしい。
防衛隊の買い支えが続いている間にアメリカ民主党が妥協してトランプの壁建設に予算を付けないと、再び暴落になるだろう。
1月3日 一旦、猛烈な円高になったが徐々に回復しつつある。
しかしトランプの買い支えができなくなった時、日本の株価も連動して暴落するだろう。
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