12がつ29にち
- カテゴリ:日記
- 2018/12/29 12:42:32
いよいよあと3日で2018年が過ぎます
無事に?生きていけたことは有難いが、
来年以後はどーなるかと考えると、、ビミョーな感じ
さて、今回はこんな記事を
サンタにとってクリスマスはただの一日だから、
特別お祝いなんてしませんでした、、
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=184244
今年もクリスマスケーキの大量廃棄がクローズアップされるシーズン、従業員のノルマ買いなど社会的な矛盾が見えてくる
毎年毎年、この時期になると「食品ロス」のことがクローズアップされます。食品の大量廃棄は常に問題ですが、とりわけイベント性の強いクリスマスや節分の恵方巻きが目立つのでしょう。
食品ロス問題の専門家、井手氏の取材では、コンビニオーナーがクリスマスケーキや恵方巻き、おでん500個などのノルマ買いをさせられ、始末できずに精霊流しのように川に流していたという証言もあったようです。
井手氏は「品切れを恐れ、足りなくなるよりは余って捨てた方が良いという考え方がある」とした上で、しかし、その廃棄された食品のコストは結局消費者が負担している、消費者にとって無益なクリスマスノルマをやめようという見解です。確かにそのような経営上のミスマッチもあるのかもしれませんが、先日のぺりどっとさんの記事で取り上げられた、コンビニが「フランチャイズの奴隷支配」であることを考え合わせると、こうした悪魔的なノルマは消費者の購買を予定していたというよりも、そもそも従業員に買わせて利益を得るつもりだったのではないかと思えてきます。消費者や従業員の都合など初めから念頭にないのでは。
さらにこの食品ロスの問題は経済的な面だけでなく、日々の食事に困る世帯がある一方で新品の食品を捨てる矛盾、食べ物を粗末にする荒廃、栄養や安全性を考慮しない大量生産の危険など様々な問題を抱えていると思われます。
地球上のものは全て人間の犠牲になっても良いのだと言わんばかりの傲慢さが、この食品ロスから見えるようで恐ろしいのでした。
井出留美 食品ロス問題専門家・ジャーナリスト・博士(栄養学)
ある食品リサイクル工場に、一日400~500kgものケーキが、ケーキ工場や百貨店、スーパーなどから、食べられることなく運ばれてくる様子が放映された。
このリサイクル工場では、2017年度の受け入れ量が一日平均32トンだった。クリスマスケーキが大量に運ばれてきた日は、一日34トンと、平均を上回る処理量となった。
(中略)
リサイクル工場の社長によれば、クリスマスの時期、ケーキやローストチキンが増えるそうだ。普段の2倍以上の食品が運ばれてくる。2月になれば、恵方巻だ。通常の量の2倍から3倍、来るという。
このリサイクル工場では、入ってきた食品は、処理された上で、ブタのエサにリサイクルされる。
(中略)
家庭ゴミとして、5,000円以上もする高級菓子やピザ、カツ丼、鉄火巻き、コンビニの総菜や菓子パンなどが手付かずで捨てられている(中略)
その廃棄コストの、すべてとは言わないが、負担させられているのは消費者である。企業は赤字を出してまで経営し続けることはできない。慈善事業ではないのだから。廃棄コストの分も収入として得ているからこそ、毎日のように捨て続ける経営が成り立つ。誰がその収入を成り立たせているのか。消費者だろう。消費者は、食べ物を捨てているコストを、実は自分たちが日々負担しているということに対し、あまりにも自覚がない。
(以下略)