そういえばハマったよな (雑談
- カテゴリ:日記
- 2018/12/17 22:45:39
あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る 万葉集 (額田王)
ある方の、琵琶湖周辺に旅行に、ブログを見て、ふと思い出しました。
以前は教科書にも載っている、めっちゃメジャーな歌だっだけど、今はどうなのかな?
意味は、
茜色に鮮やかに照り映える紫草の野を行き、
皇室などが占有し一般の出入りを禁じた御料地を歩いているとき (← 前半は状況説明)
野の番人は見ていないかしら? 気付いてしまうのではないかしら…
あなたが私に袖を振っているのを (ドキドキ)
一言でいうと、ちょっと危ない歌です。こんなの、よく教科書に載せていたな、と思う程度には…。
この時、額田王は、天智天皇 (つまり皇室の占有地の所有者=野守) の妻です。
袖を振っている 〝君〟 は、天智天皇の弟の大海人皇子です。
でも額田王は、天智天皇の妻のひとりになる前、大海人皇子の恋人で、一女をもうけています。
……という複雑な関係にあり ( ̄~ ̄lll)
別れた男が…… そりゃーーー困るでしょうよーーーっ。
この時代、袖を振るという行為は、まじないの一種とされていたらしく、
大海人皇子は、額田王の魂を自分に引き寄せるように、おいでおいで…と (*ノωノ)
していたと考えると……
ロコツな求愛行動…… もっと困るでしょうよーーーっ !!!
額田王 (飛鳥時代の超有名な女流歌人)
天智天皇 (即位前は中大兄皇子。大化の改新の立役者)
大海人皇子 (中大兄皇子と共に大化の改新を先導。後の天武天皇)
この三角関係については、史実をベースに物語化したものはいくつかあって、
大海人皇子が兄・天智天皇に恋人を略奪された…とするものとか、
弟皇子との恋は若気の至りで、額田王は兄天皇と良好な関係であったとするものもあり…。
事実は解りませんけど~?
琵琶湖旅行、という一言で、そういえば好きでイロイロ読んだよな~と思い出して
なんとなーくブログネタにしてみました。
ネタと言えば、この歌、互いにいい歳になってから、宴席で詠まれたもので、
昔の関係をネタにした歌 !! というのが、一般的な解釈です。
教科書じゃ、そこまで教えてくれなかったけどねーw
.
なんて大っぴらな求愛だとびっくりしました。
あれはネタだったのかー
ネタといいつつまんざらでもない感じがしてくるよ。(o´艸`)
あの兄弟達、争うのは仕方ない感じですよね。
あの兄弟確か、韓国から来た王子様ですよ。
魔性の女の方が正しいか^m^
この歌を知ったのは授業じゃなくて
天上の虹って里中さんの漫画だった訳ですが
今となってみると
あんな歌の応酬してた3人が仲良しな訳ないよなーとかw
てか天智と天武が兄弟だったかわからない説とか
天武が兄説とか、額田王に関してもほとんど資料が無くて謎の人だとか
色々言われてますよね。
トンデモかもしれないけど
歌を朝鮮語だか古語の中国語だかにすると
もっとド直球にR18な歌になるとかいう説を見たこともあったなー
招魂祭で衣を振るのはこのためか
藤原嬉子死去の際に中原恒盛が行なって逮捕されたんだよ
てゆー顔が(;´∀`)
こうゆう遊戯を楽しんでいたんですかねー^^;
でも和泉式部といい
和さんイイ女やらせると光るね(๑•̀ㅂ•́)و✧