クリスマスカラー
- カテゴリ:コーデ広場
- 2018/12/12 12:25:41
Evergreen
興は緑のクリスマス服でコーデしてみました。
クリスマスカラーは、赤、緑、金色とするのが普通です。
白が入る事もありますね~。
赤は、キリスト教的には「イエス・キリストが十字架上で流された血」である、とされています。
ケルトの伝説では、アリマテイヤのヨセフという人が、十字架の下に立って、杯でこの血を受けたといいます。
キリストの血を受けたため聖性を与えられたため、聖杯になった、というのです。
赤とはもともと、生命を表す色とされています。
バーバラ・ウォーカーという人類学者によりますと、
赤とは女性が生理の時に流す血を洗わしている。
すなわち、命を生み出す力の象徴であり、従って創造の魔力につながる、ということです。
命がほとんど絶えてしまう冬のさなかに命を表す赤を示す事で、命のよみがえりを願っているのです。
では緑は?
これは、柊に代表される常磐木を表しています。
平たくいえば、常緑樹。
一年を通して緑の葉をつけている樹ですね。
常に緑であるということから、常磐木は「永遠」を表します。
たんに漠然と永遠に続く時、ではなくて、「永遠の命」を意味しているんです。
キリスト教では「永遠の命」は、キリストに帰依する事によって与えられるといわれていますが、
要するに、最後の審判の時に滅ぼされる悪いもの、キリストの敵の影響から
安全に守られている、という事です。
つまり、命であるだけでなく、悪に対抗する、安全に守られている、という意味合いもるかと思います。
金、そして白(銀)はなにか。
これは救世主キリストの誕生した地を示す導きの星だとされます。
ツリーのてっぺんにあるあの星が、それです。
この星に導かれて、東方の三博士はキリストのもとにたどりついたのです。
冬、または悪が満ちているこの世界において、
永遠の命すなわち悪から守られた安全性をもたらすものが生まれた、
その事を表し、喜びをもたらす星の色なのです。
はいっ。
そうなんです。いずれも突き詰めれば喜びを表す色です。
そう思うと、クリスマスカラーにますます心が躍るのではないでしょうか。
柊が大事にされるのは、赤い実をつける常緑樹だから、であろうと思います~。
いろいろ勉強になります
喜びをもたらす星の色なのですね☆
(^-^★☽♪