サンタクロースの原型
- カテゴリ:コーデ広場
- 2018/12/10 10:26:23
ふわふわ雪うさぎ
サンタクロースの原型はこれだ、という説はいくつかあるようなのですが、
キリスト教本来のものは、こんな感じです。
サンタクロース、これは聖ニコラウス(聖、にあたるのがサンタです)と言われています。
つまり聖人なのですが、聖人になったのは死後なので生きていた当時は単なるニコラウスさんです。
4世紀くらいに、小アジアのミュラの司教を勤めていました。
ミュラというのは小アジアにある町で、ミュラはギリシア名。
トルコ名はデムレといいます。
ニコラウスさんがいた頃はトルコ名で呼ばれていたのではないでしょうか。
司教ですから、お金持ちでして、
日頃から貧しい人へ施す事が多く、人望があったようです。
さてこのニコラウスさんがとても心をいためたケースがありました。
ある貧しい家庭に三人の娘がいたのですが、
あまりにも貧しいため、娘が身売りをしなければならなくなったんです。
洋の東西を問わず、昔はこういう事が頻繁にあったのですね……。
まあ、この当時も娼婦がピンキリでいた事は、
福音書にも、高級な娼婦であったマグダレーナが高価な香油でイエスの足を洗い、その髪で拭ったという逸話がありますから……。
ちなみに、イエスも今は紀元0年ではなく、3~4世紀の生まれだったのではないかと言われています~。
つまり、ニコラウスさんは初期のキリスト教聖職者であったわけですね。
ともかく、娘さんが身売りするというのは悲しい事なので、
ニコラウスさんは助けたいと思いました。
それで、煙突から金貨を投げ込んだんです。
これは、暖炉に干してあった靴下の中に落ちました。
この金貨のおかげで、娘さんは身売りをしなくてすみましたし、
たぶん、借金を払った後も残ったのであろう分を婚資として結婚する事もできました。
同じ事は、下のふたりの娘さんの時も繰り返されました。
貧乏はなおらなかったんですね……。
これがサンタクロースと、プレゼントの入った靴下、サンタクロースが煙突から出入りするということの起源なのです。
このニコラウスさんは、死んだ子供を生き返らせたという逸話もあるそうです。
聖人としては、子供や貧しい人、弱い立場にある人、そして船乗りを守護してくれると言われています。
はいっ。
正確な実話かどうかはわかりません。
聖人伝ですからね~。
しかし、ファンタジイではないと思われます。
先進国でも、今非常に格差が広がっているといいますが、
紛争地はほんとに悲惨ですね。
なんとか助けられないものかと思います。
勿論、できる限りのことしかできませんが。
私は、ここ数年は国境なき医師団に寄付をしています。
(ユニセフは悪評が高いようなのでやめたんです)
サンタになれたらいいと思いますね~。
これがサンタクロースの起源となったのですね。
だからサンタさんは煙突から入って来て
プレゼントは靴下の中
ということになっていった、と。
実話が元になっているとは知りませんでした。
貧富の差は、古今東西変わらずにあるものなのですね。
世の中全員が皆同じだけのお金持ち?になる、というのは不可能なこなのでしょうけれど
その差が大き過ぎることが哀しいです(;;)
今も教育さえ受けられない子ども達
紛争の中で生きる子ども達がいます。
そういう子ども達を助けてくれるサンタクロースさんはいないものでしょうか><。?
なにぶんにも4世紀くらいの人の話でして、当時の人がそっくりそのままを記したわけではない、と私は思います。
つまり、聖ニコラウスの事績として伝えられた事を後の時代の人が書き記した物ではないかと。
その場合、話がふくらんでいたり、脚色されtえいたり、全く別の伝説などと混じり合ったりしたかもしれないですね~。
ただ、物語そのものは、クリスマスにぴったりの話だと思います。
クリスマスにはこういう気持ちになりましょうね、という教訓でもあるのでしょう。
クリスマスの原型はこういうエピソードの元にあったのですね。
身売りは辛いですものね。
だけど、最初の娘さんは、結婚する事もできて良かったですね。
売春は世界最古の職業、などと言われますが、
実は古代においては、売春って必ずしも不道徳な事ではなかったのです。
バビロニアなどでは、豊穣の女神に仕えるため、乙女は必ず、
神殿で「神聖売春」というものを行わなくてはならなかった、といいます。
神殿のテラスに座り、膝にお金を入れてくれる男と一夜を過ごす事が、
神聖な義務だったのです。
もっとも、金持ちの女性は見目良い男に金をつかませて、
わざと自分を買わせるような不正を下という話もあるのですけどね。
原始的な部族社会では、同族結婚を避けるため、
旅人が来ると既婚者も未婚者も、女は競って旅人と一夜をともにして、
子種を授かろうとした、という話が洋の東西を問わず、あります。
そういう「神聖さ」が失われた時、介在するものがお金だけとなり、
悲しい職業になってしまったのだと思います。
身売りをするというのは、つらい事ですよね。
現代でもひどい状況はあって、
ISISや、ボコ・ハラムなどは、その原理主義的な見地から、
女性を市場で売り買いしているそうです。
奴隷の復活です。
慰安婦でジャパンバッシングをする暇があるなら、
なぜそういう女性を救わないのかと思いますねえ。
聖ニコラウスは、まさにそうした女性を救う存在であったわけです。
貧しい者、子供、立場の弱い者の味方とは、すなわち女性の味方という事でもあるのでしょう。
そして、クリスマスはまさしく、聖ニコラウスのように、
一年のうちでもとくに、貧しい者、子供、立場の弱いものを助けなくてはならない時期なのです。
それにしても貧富の差が大きいのか
そうして救われた というお話
聖人として名が残るのも 必然なのか
悲しい過去の中の 一つなのですね
今も、 発展国の中で 自殺者が多いし 虐待などもあり 悲しい事実がある日本ではありますが....
貧しさゆえの親が仕方なく娘を身売りなどという事は 無くなっていて......
他に それに等しいことはあるのかもしれませんが 泣く泣く そういう世界に行かなくてはいけないという方はいないのかと.....
まぁ 世界ではまだあるので 無くなったとは言えないのかも...ですが....。
サンタクロースの起源 いろいろ説はあるようですが....
そうなのですね☆