ふに
- カテゴリ:小説/詩
 - 2018/12/09 01:19:18
 
半分閉ざして半分開けた窓
 ハーフ&ハーフの
  私のようだ
 内面を削ぎ落し
 外面を塗り
 納得いかないものになったなら
  めちゃくちゃに塗り潰す
  ...潜んでいる 
   ...気づき合っているのに
   ... 知らないふりを互いにする
 私という貴女は
  きっとこんな私の事嫌いなのでしょう?
 だから 時折
  探り回してぐちゃぐちゃにするのよ 
 記憶の切れ端一つ
  私には大切なものなのに
  貴女には無用なもの
 だってこれは貴女のものではないものね?
 私の中で時折囁く声、声、とは別で
 貴女という存在は何時取り替わろうかと
   待ち構えている
  そんなだから 眠れない夜は
    余計に無理をしてしまうのよ
  そんなだから 存分に
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    貴女を
		

























