Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


カレンダー


カレンダーが最後の1枚になる
12枚あったはずなのに
どこにちぎれて飛んでいったのだろう
全然気づかなかった
幸せだけを見ていた


あなたの買ってくれたカレンダー
同じものをもう一つ
あなたの部屋と私の部屋に
いつも眺めていられるように
そんな空間が好きだった


飛んでいったカレンダーの端切れを
呼び戻して貼り付けても
もう戻りはしない
亀裂が入ったのも心と同じ
もう後には引き返せない


話して欲しかった
あなたが去る本当の理由
私のどこが悪かったの
私の何が嫌いだったの
それがあなたを傷つけたの


もう一度だけ会えたなら
私は何を伝えたかっただろう
もう利用など聞いても仕方がない
攻めて欲しかったものは
あなたの微笑みと暖かな胸


かなわないことばかり
浮かんでくるけれど
そこから卒業しないと前にはいかれない
分かっているの
分かっている


1枚残ったカレンダー
やがて最後の1日が来る
消え去っていった半年
記憶から去る事はないけど
やがてそれも風に乗る







月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.