Nicotto Town



小噺を!

今頃になると、「月日のたつのは早い」と言われますが
寄席の小噺に【雷様】というのがあります。・・・・ウン十年前から良く聞きました。

               雷 様
 
  雷様とお月さまとお日様が、三人で連れ立ちまして旅を致しました。
  で、とある旅篭に泊まったその翌朝の事です。
  雷様が目を覚ますと、お月さまとお日様の姿が見えません。   
 
雷様
   「おぃ、番頭。お月様とお日様はどうした?」
番頭   「へぃ、今朝ほど早くお発ちになりました。」
雷様   「う~ん、月日のたつのは早いものじゃのう~」
番頭   「で、雷様はいつお発ちで?」
雷様   「わしか?う~ん
       わしはゆっくりと夕立ちでまいろう。」

   っていう一席で・・・・・

噺家   「この小噺は最後のオチの所で、朝夕を間違えると
      大変なことになるので気を付けてください  はぃ~」



~~~~~~~ ついでにもう一つ ~~~~~~~~

        ・・・のようなもので
 
  昔、ある娘さんが病気になりまして。
  ご両親はたいそうなご心配でございました。
  お医者さんに見て頂いてようやく良くなった時には
  たいそうな喜びようでして・・・
 

両親   「先生、ありがとうございます。先生のお陰で
       ずいぶんと娘も良くなりました。もう、何でも
       食べさせてもよろしゅうございますか?」
医者   
「そうですな。もう何でも食べさせて食べさせても
       よろしいですぞ。あ、いや、ただし固いものは
       まだいけませんな。」
両親   「では、マツタケのような物はいかがでございま
       しょう。」
医者   「マツタケ?・・・ま、よろしいでしょう。
       あっ、でも、マツタケの”ような物”はまだ
       いけませんぞ!」

                 

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2009/10/07 12:58
ついつい笑ってしまいましたww

松茸の美味しい季節だけに・・(^艸^*)ククッ♪
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2009/10/06 20:14
紺碧さんありがとう。

「笑点」の『大喜利』は小噺そのものです。
短時間にポンポンと出てくるのですから凄いです。
それも、各自の個性を生かして。ここに書いたのは随分と古いのですが
小遊三さんあたりがこの手のネタは上手いです。
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2009/10/06 19:17
読ませてもらいました^^小噺に触れる機会がないので、✿◕‿◕)ノアリガ㌧㌧♬♫♬ 短い中に、ちゃんと言葉遊びができてて面白いです^^
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2009/10/06 18:55
Mackeyさんありがとう。

漫才がTV向きに対して
小噺や古典・新作落語はどちらかというとラジオ向きです。

小噺は、文章としてこのようなブログにも書け、意外とweb向きかも?
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2009/10/06 16:21
昔・・・「子誉め」という小噺を聞いた事があり
今でも少し覚えていますねぇ・・・

あの独特のリズムと少しピリリとした揶揄が良いですね^^
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2009/10/06 14:15
パンちゃんさんありがとう。

この小噺は、「笑点」で、随分昔・確か前田武彦か三波伸介
が司会をしていた頃。大喜利の前に2つ位演目があり、当時の
大喜利出演者が披露したネタです。

三笑亭笑三・三遊亭圓歌の活躍してた頃だったと思います。
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2009/10/06 12:51
bi~nさんから、下ネタ混じりのお話がでるとは・・・意外・・・



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