脳活日誌1257号
- カテゴリ:日記
- 2018/11/10 18:15:44
志賀直哉旧居を見学。
学校法人奈良学園のセミナーハウスになっている。志賀直哉が自ら設計した数寄屋造りの家である。当時の文化人のハイカラなサロンであった。『暗夜行路』を完結させたのも奈良時代であった。「広い洋風のサンルーム」(案内パンフレットにある表現。)には設計者の志賀直哉の気風が込められている。白樺派文化の風と光が感受できそうな部屋である。文学を志す人は志賀直哉の作品に学び、この旧居を訪れることが必須だろう。近鉄奈良駅から市内循環バスで破石(わりいし)バス停下車徒歩約5分である。新薬師寺を見学して、春日大社へ通じる、ささやきの小道を抜けると参道に出る。男女で道行きすれば、ロマンが生まれますよ。
志賀直哉さん。
初めて読んだのが「暗夜行路」でした。
・・・それが失敗でしたね、あんな長編(^^;)
でも、志賀直哉さんの印象が強く心に残って、両親に城崎温泉の旅行をプレゼントしたことがありました。
城崎を選んだ理由は、本当に志賀直哉さんの「城の崎にて」イメージだけで(笑)
でも、喧騒もなく、ゆっくりするにはとてもいい所、って帰って来て教えてくれました。
私は行ったことないんです、城崎。
一度、行ってみたいです。