脳活日誌1256号
- カテゴリ:日記
- 2018/11/09 16:58:18
嬉しい話。
行きつけの喫茶店でコーヒーを飲んでいると、常連さんが入って来た。
「ママさん。落とした財布が警察に届けられていた。現金5万円もしっかりはいっていた。」と報告した。
「よかったね。」
ママさんは笑顔で応えた。
「財布に自宅の住所と電話番号を書いて入れてあったから、警察から連絡があって取りに行って来た。」
「夢みたいね。」
「ほんとだ。」
周囲にいた客も他人ごとではなく、無事に財布が戻ったことに喜びを分かち合った。観光客も多いこの頃であるが、名前も名乗らずに交番に財布を届けてくれる親切な人がいることに美談ではなく、素直に喜びたい。平和、安心、安全と言葉で言っていても、5万円も入った財布を迷いなく交番に届けてくれる。この社会状況を大切にしたい。
あーそれまでよ。どーなったかな。名前もあったけど。
恥ずかしや、ここ、10年くらい、5万円なんぞ、手にしてない。
20代は、がんがんだったが。
『夜霧の巷』は第2章へ突入した所なのですね、続きを楽しみにしています。
常連さんの財布、まだ日本に残る魂が癒されるお話ですね。それでは。