アルヴァ・アアルト展
- カテゴリ:アート/デザイン
- 2018/11/04 03:04:41
地味目だけどちょっとセンスのいいチラシがあって、
ちょっと行ってみたいかなーと思っていたのが、
タイトルのアアルト展。
でも、あまりよく知らないし、どうしようかなーと悩んでいたら
いつも美術博物館に一緒に行っている友人から連絡が。
「アアルト展!行きたい!!」
…いや、ワタシ、何もいってません。知らせてもない。
神奈川どころか東京はさんでもひとつ向こうの県に住んでるけど行きたいらしい。
よくよく聞いてみると、
そういえば彼女の家の松ぼっくりみたいなペンダントランプ(正しい名前は、ビーハイヴ)とか、
なんかぐんにゃりまがったガラス板でできたフラワーベース(サヴォイ・ベースというらしい…)とかがあって、それくらいには好きらしい。
すまん、ワタシ、コルビジェとライトとマッキントッシュとスタルクとイームズ夫妻くらいしかすぐに名前がでてくる外国人建築家なんていない……。
そういえば昔々の日本で北欧の事なんて誰も注目していない頃から
北欧好きで、学生の頃に行っていたなーと。
………大学の選択間違ってるような気も。
フィンランド語とかやっとけばよかったんじゃ…と言ったら「悩んだ。」と答えられた。
お、おう…そうか…。
そういうわけで逗子からバスに乗って葉山へ。
メジャータイトルじゃないし、美術館の位置もアクセスが決していいわけではないからこれは、すいてそうだよなーと思ったら、
なぜか人が多い。何故だ。
本日文化の日のため無料開館。
……………上野だったら死んでたかも。人多すぎて。
でアアルトさんですが、
建築家なので建築模型とか家具とか並んでました。
シンプルだけど、暖かみのあるインテリア。
その上、使い勝手よく考えられているのは正直好みでした。
でも、一番楽しかったのは彼のデザインしたモノをつめこんだ部屋があって、
アアルトデザインの椅子座り放題!!
ええ、全部すべて座って参りました。
角度がいいのか、木材の座面でも、しっかりくつろげましたとも!!
ワタシ自身も、もともとデザイナーの名前を知らなかっただけで
作品はほとんど知ってましたので「これか!」状態です。
(いつもそうともいう…映画もキャストとかまったく覚えられない…)
モダンデザインの範疇なんでしょうが、
木材を曲げて作る作品中心なので、モダンな場所じゃなくても
調和がとれる作品が多いです。
(木材を曲げる方法とか、たぶん世界中の家具造りに影響を与えたと思う…)
スタックできるように設計された椅子とか、
たしかに日本人好みだよなあと思います。
ええと、行ったのは神奈川県立近代美術館 葉山
展示室からも、お庭からも海が見えます。夕焼けとかめっちゃ綺麗です。
ちなみにミュージアムカフェからの眺めもかなりいいです。
正直デートコースOKです。……文化の日じゃなければね……。
(でもカフェに入れたから都心のミュージアムよりはいいかもしれない…)
で、帰りがけにセブンイレブンで
とうとうフェルメールの予約入れました。
やっぱ2500円は高いーーー!!。とか文句言いながら。