【ロケット】
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/10/05 22:56:53
子供の頃
ロケットはあこがれの存在だった
きっと自分にも作れると思っていた
いつもの公園でみんなと一緒に作れると思っていた
とても身近なものだったのだ
中身のことなんか考えない
複雑な計算も必要ない
ただぼくたちの想いがつまっている
それだけで十分だった
ロケットを作る
そう考えるだけでワクワクしていた
今、ロケットはとても遠いところにある
複雑な問題をたくさん抱えた
ビックプロジェクトの1つにすぎない
ニュースで打ち上げを知っても
あの頃のドキドキ感は薄れている
自分では作れないことはわかっている
その現実をいつの間にか受け入れてしまった自分がいる
あの頃のぼくとは遠く離れてしまったのだ
大人になるということは
こうした距離感を置き換えていくこと
想いを現実感に置き換えていくこと
あの頃の"想い"と引き替えにして
ぼくは何を手にしたのだろう
なくしたものの大きさを考えると
どうしようもなく悲しくなってくる
そんなことを考えていると
あの頃のぼくが笑顔で来てくれた
大丈夫だよって
ぼくばまだ君の中にいるよって
思い出してくれたから
ここに来れたんだよって
明日からもきっとがんばれる
そんな勇気をもらった気がした
こんばんは。
夢はいつも持っていたいですね^^
遠い夢も必要ですが、頑張れば手の届く夢も大切です。
明日も頑張る勇気が出る、そんな夢を持ちたいです^^
>ななつかさん
あの時の、あの人の、あの一言が今もあるから頑張れた・・・
そんな時期もありました。^^
詩は初めてです。^^;
師匠のをいつも読んでて、私も書いてみたいなあって。
またチャレンジしてみます。
思い出してふっと気が緩む思い出があるのは良いことですよね。
ねこうさぎさん詩を書かれるんですね(*'-') 新発見!
以前何かで聞いた言葉を思い出しました(^^)
聞いた時には漠然としてよく分からず 書き留めておいたのですが、
ちょっと答えに近付いた気分です☆
わーい!師匠に褒められた~v(^-^)v
そうですね、新しい夢や希望に書き直しているのかもしれませんね。
常に前を向いていきたいですが、
たまには振り返ることも必要かもしれません。
思い出があるから頑張れるってこともありますものね。
また書きますので読んでね!
でも師匠ほど上手な言葉が出てこない・・・
悲しいままの自分じゃないって言うのがとてもいいよ!
きっとね 大人になるってことは過去の夢を一つ一つ消しながら
新しい夢に、希望をつなげていく・・ってことなの
どんどん 書き直していく
それができるのが・・大人になるってことなのかも・・・
でもね・・こうして思い出してみるっていうのもいいね^^
昔の自分が・・逢いに来てくれた・・素敵!
笑顔になっちゃいました^^v