秋の詩(短歌)
- カテゴリ:日記
- 2018/10/16 18:35:32
夕飯に秋刀魚が食べたい空泳ぐ 鰯の群れ見て呟かれても
秋風に揺れる稲穂の輝きは眩しすぎます 距離を置かせて
膨らんで破れたつぼみは飛び散って 桔梗のようには咲けないようで
木々染まる 茜 山吹 知らぬ我 実も葉もつけない蜻蛉も寄らぬ
秋色に染まる並木にただ独り 葉もない私は北風を待つ
名月に映し出された秋桜が 風に揺れても誰も気づかず
柿重くたわわに実り腰下ろす 揺れる細枝 地面と遠い
赤朽葉 もゆる想いに焦がれるか 葉のない枝には 風が冷たく
風まとい 優しくうたうススキ葉と そっと寄り添うコオロギの声
お気に入りの秋の詩まとめてみました(*´v`)
上の方が古いので、一番下が新しいやつ。
色んなところに置いてきたものをかき集めてきました。
一番好きです 笑
秋は物憂げ、淋しい歌も多くなりますが
>風まとい 優しくうたうススキ葉と そっと寄り添うコオロギの声
これはまた、秋の冷たくなってきました空気を
ほんのりと温めて戴ける歌ですね。
秋の歌を読んでると 私も詠みたくなります。
そこで一首w
秋かおる月はさやかに野辺灯し
応ふるごとく虫の音涼し