フルートと妖精
- カテゴリ:コーデ広場
- 2018/10/15 11:57:14
妖精の森のうさぎ
もらったステキコーデ♪:230
妖精の楽器というと、竪琴とフルートが思い浮かばれますね。
竪琴は、おそらく妖精物語がおおむねケルト民話に由来すること、
ケルト音楽では竪琴が重要な位置を占めているからだと思います。
これに比べて、フルートはより深く妖精に結びついていると私は思います。
なぜかというと、フルート(パンフルートを含む)は、ギリシアの頃から、野の神と結びついているからです。
ギリシアでは勿論、パンがその神です。
パニックという言葉の基ともなった神で、普通は「牧神」とされていますね。
パンはシュリンクス(パンフルート)でアポロと音楽の腕を競いましたし、
シュリンクスはパンの求愛を逃れようとしたニンフ(妖精)の変身した植物で作られたので、妖精の名前がそのままつけられました。
このパンフルートは、今でもルーマニアの牧人が使うものだそうで、有名な演奏家も何人も出ています。
実はそもそも、「吹く」という行為が、こうした野の神や妖精、霊魔(ジン)と結びついていました。
アラブの言い伝えでは、夜、口笛を吹いてはいけないと言われます。
これは不吉だからなのですが、
口笛は霊魔が好む、と言われているからなのです。
口笛を吹くという行為そのものが、一種の魔術だと考えられます。
そう考えていきますと、そもそも「息吹をする」事は
神が創造物に命を与える行為だったんです。
口笛や笛と妖精の関係は、これら神の零落した姿なのかもしれません。
森の奥から響いてくるフルート……魅了されたら、そのまま妖精郷にさらわれてしまうかもしれませんよ~。
時の異なる妖精郷で過ごしたら、戻ってきた時には長い年月が流れさってしまっているかも。
さてフルートは、おっしゃる通り、肺活量がある程度ないと、吹けません。
だから、練習を始めるのはだいたい中学生、早くて小学生高学年かな、と思います。
有名なフルーティストでも、人によっては息継ぎの音がうるさかったりしますが、
妖精のフルートはきっと息継ぎの音など全く聞こえないだろうなあと思います。
歌もそうですけど、息継ぎの音がしない(鼻で息をしてる)演奏は美しいです。
澄んだ音色が コロコロと転がるように 光を震わせて
零れ落ちてくる・・そんな気がします
息がそのまま音色になる・・肺活量が多くないと難しいだろうなっていつも思います
森の奥から聞こえてくる調べに・・ふと心を奪われて・・そんな乙女心を虜にしちゃいそう
・・森の妖精さんでしたか・・(^^)/
ありがとうございます!
どんなメロディーでしょうね。
陽気な曲か、それとも哀愁漂う曲か。
どちらがお好みですか
ありがとうです!
このアイテムはとっても気に入っているんです~。