[SI81]雲霧仁左衛門4
- カテゴリ:テレビ
- 2018/10/08 00:44:10
雲霧仁左衛門4 第5回「大脱走」 NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
今回は、幼なじみの静が雲霧一党の仲間として火盗改に捕まってしまったため、熊五郎が単身火盗改に出頭し、市中引き回しの上磔獄門を言い渡されるというお話でした。
静は雲霧一党の仲間ではないため、当初は平気なふりをしていた熊五郎ですが、辛抱堪らず火盗改に出頭してしまいます。
一党の秘密を吐けと拷問を受けた挙句、もし吐けば静はもちろん熊五郎も死罪にしたことにして逃がしてやると、阿部式部は熊五郎の耳元で囁きます。
火盗改は市中引き回しの最中、雲霧が熊五郎を取り返しにくるだろうと、鉄壁の見張りを敷きます。
雲霧もそれは承知していて、早急に仲間をかき集め、熊五郎奪還に備えました。
柏屋は自分の店に盗みに入った雲霧の仲間の最期を賑やかそうと、芸者や太鼓持ちを駆り出し、唐丸籠に入れられた熊五郎を連れ歩く火盗改の行列の後ろから、囃し立てながらついて回ります。
そんな時、雲霧一党の老夫婦が、行列の近くで夫婦喧嘩を始め、別の仲間がいちゃもんをつけ、また別の仲間が…と次第に騒ぎを大きくして、ついに大勢の一般人を巻き込み、大騒動を繰り広げます。
その間に旅芸者に化けたお千代が唐丸籠に細工をし、大工小僧の七松が籠を引っ張り上げ、富の市が籠を取って予め張ってあった縄に台座を滑らせ、あっという間に熊五郎を奪還したのです。
ここは本当に圧巻で、特に七松が飛び降りて籠を上げるシーンは、してやったりという感じでしたね。
このシステムは実は瞬間移動のイリュージョンなんかにも利用されているそうですよ。
静を死罪にすると言っていた阿部式部でしたが、結局大金を持たせて解き放ちました。
やはり彼は正義の人なんですね。
前回、今回と熊五郎メインでしたが、彼がメインなのは初めてだったのではないでしょうか。
大好きなキャラなんで嬉しかったですが、実は私は長半纏を着た熊五郎が大好きなので、その姿を見られなかったのはちょっと残念でしたw
今回で話は一段落しましたが、残るはあと2回、どうやって柏屋と老中に一泡吹かせるのでしょう。
全国から雲霧の息のかかった連中が集まって、盛大な作戦が展開されそうな雰囲気ですが…。