徘徊老人、確保。
- カテゴリ:仕事
- 2018/09/13 20:57:25
夕方、鈴ちゃんと二人で漂着ゴミを眺めていましたら、
背後に突然、人の気配がっ!
ひぇっ!ビックリしたっ!
おじいさんが、麦わら帽子をもって、
何か、聞き取れないことを言っているのでした。
鈴ちゃんが調子を合わせて、二言三言話していましたが、
言っている内容がよく分かりません。
もしかして、認知症?
峠道を中まで入っていくと言います。
もうすぐ日が暮れるので、勧められることではありません。
でも、どこか確信をもって、山へ行くのだと言います。
ボケでないのかな?
言ってることはわかりません。
やっぱボケてる?
念のため、いつのも北署に電話をし、
保護願いが出ていないか問い合わせましたが・・・
どうも、誰も探してはいないようです。
どうしよう。
しばらくすると、おじいさんは心細くなったのか、
すぐ山から下りてきて、またボソボソ言いだしました。
もういいっ!確保じゃ、確保!
「さあ、お茶でも飲もうか~♬」と言って、おじいさんを足止めしました。
まー、なんと。
おじいさんの言葉の断片を、つなぎ合わせると、
うちから25キロも離れたところから、歩いて来たようです。
腕にも、ケガがところどころ見られます。
シャツの袖には、血が付いていました。
すぐに、PCで検索をかけ、
おじいさんの名前や、住所、電話番号を調べ、
ご自宅に連絡しましたが、そりゃあもう、家の方は驚いて、
「和歌山―っ!?」と、叫んでいました。
だろうなあ。
すぐ来ると言っても、車で40分はかかります。
よくまあ、こんなとこまで。
息子さんが開けつけてくれましたが、
おじいさん、昔、ここへ来たことがあったんだそうです。
何か、思い出して、
ここまで、また来たくなったんだろうということでした。
優しそうな盗子さんと、奥様でした。
お世話はきっと大変でしょうが、
おじいさんが、愛されているのはよくわかりました。
息子さんを待っている間、おじいさんはおにぎりをほうばって、
それはそれは美味しそうに。
ジュースも2本と、お茶を飲んで・・・
よっぽどおなかが空いていたのでしょう。
無事でよかったわ。
まあ、よくうちへたどり着いてくれたこと。
3か月ほど前にも、山狩りがあったから、
今度は、怪しいと思ったらすぐ確保しました。
良かった、良かった♫
ああ、幸せそうなおじいさんで、それも良かった♫
http://nannsetogg.naturum.ne.jp/
どんだけ、歩いたんですか、そのおじいさん!?
でも、私の町内でも、行方不明のアナウンスが流れていることを考えると
意外に徘徊している方はいるのかもしれませんが。
無事で良かったです!
変な話ですが徘徊する方の移動距離は我らの想定する距離よりはるかに遠距離で捕獲されることのが多いです。
まぁ、県を跨ぐと警察って連携が取れないことが多いですからね。
PCで名前やら調べたのは民間のSOS的な団体ですかね?
良く逃げ出す高齢者を登録しておいて逃げられたら連絡して探してもらい見付ったら登録してある連絡先に一報が入るって感じの。
あ、普段身に着けてる服や持ち物に連絡先を書いた布なりを縫い付けてるので身元が分かったのか。。。。
真面目な話ですが恐怖心が余りないようなので高速道路上を歩いてる所を高速隊に保護されたり色々ありました。其れについて会社側が何も対策立てず私に責任だけ押し付けて来たので退職した経緯があるのですが現実問題としてそんな施設も多かったりします(--;
うちの被介護者に認知症の疑いが出たとき、
最初に家の鍵を簡単に開けられないものに変えましたよ。
下手に電車に引かれたとかで賠償ものになってしまっていたかも
知れませんから、困ったものと思いつつ。。
これからこういう方が増えるのかしら…
猫でもせいぜい4~5kmですよ。散歩の範囲は。
よほど極楽が心地良い場所だったんでしょうね… (=゜ω゜)ボー…
うん、辿り着いてくれて良かった( ´Д`)~3
辿り着いたところが極楽で。
PCで個人が特定できることが驚きです・・・・わかるんですね・・・。
駆けつけた息子さんも安心なさったでしょうね^^
それにしても千里の道も一歩からとはよく言ったもの。まったくすごいことですね・・・。
はなこさんに確保されてよかったー♪
うちの父には、迷子札をつけていますw
ご近所さんは、うちの父が認知症なのを知ってるので、近所なら大丈夫だけど^^;
電車に乗られたら、いずれは「ここはどこ?」になっちゃうかもしれません
85歳、今は、まだ大丈夫です^^