被災しましたが、元気です。

六日ふと目が覚めると大きな揺れにあいました。
体感的に震度4かなと思ったのですが実際は5のようでした。
すぐに停電、暗闇の中スマホで情報収集。
ラインフル活用で実家の安否、友人の安否、ついでに心配している道外の友人に無事のメールをして、朝一で社長に自主自宅待機申請。
スマホのバッテリーを横に思った以上の被害に言葉がなくなりました。

食事はプロパンガスだったので、火は使えたため、いたみの早い食材から調理して食べていました。ぶっちゃけ普段よりきちんとした食事してました。
広報車が断水予定を知らせていたので、家中のペットボトルに水をくみましたが、ニセコの湧水を定期的に汲んでくる私は、友人から焼酎の大きなボトルを何本も譲ってもらって持っていたのでとても助かりました。
ありがとう友！

家の中でじっとしていたので、実際の被害を体感することは少なかったです。
通電も6日午後５時頃で、たぶん一番早かったと思います。
主要機器に充電したあとは節電の為寝ましたがｗ
市内でも7日夜まで通電していないところが多数だったので、夜電気をつけるのをためらってしまいました。申し訳なくて…

実際の災害を体験したのは７日の出社でした。
信号がついてないのに、各々譲り合っての交差点。ああ、日本人！
とは思いましたが、怖いもんは怖い。
「ひぃ」と言いながら何カ所もの交差点を越え会社に
会社、通電してませんでした。
自分がいち早く電気の恩恵を受けていたので、これはちょっとキました。
めっちゃ不便、会社暗いし、散乱した物品の掃除ほうきだけだし
社長とヒイヒイ言いながら片付けして、早めに帰らせろオーラをだしｗ
帰宅しましたが、ストレスか無性に甘い物が欲しくて伝説のコンビニに向かいました。

力尽きた（在庫がなくなったと思われ）セイコーマートもありましたが、自宅付近のセイコーマートはホットシェフ（店内で調理して出来たてのお弁当を供給してくれるサービスです。カツ丼がすごくおいしいです）三人がかりでまわしていました。
通常一人で調理するスペースで三人の方がガッシュガッシュと色々な物を作ってくれていました。
生鮮食料品、お弁当、カップ麺、パン等は空っぽでしたが、お菓子やなんとアイスもありました。飲み物も十分な数在庫されていました。
甘い物をもってレジへ「あいててよかった」とつぶやくと「ありがとうございます」とレジのお姉さん。
みんな！　もっとセイコーマート褒めてあげてっ！

７日の夜には通電していなかった市内の友人達にも電気が来たようだったので、ほっとしながら自宅の電気をつけ（ええ、申し訳なくて暗闇の中におりました）
二日ぶりに湯船にお湯をはり、やっぱり早めの就寝でした。

今回震源地である厚真には大好きなカフェがあり、とても心配していましたが、カフェは無事なものの、あの長閑な小さな町で信じられない犠牲者の数に唖然としてしまいます。なだらかな山間の静かな町なのに、それだけ今回の地震が大きなものだったのだと思います。

災害はいつ起こるかわかりません。
今回は幸運がついてまわって私自身被災者という感覚は薄いですが、もう少し準備はしようと思いました。
とりあえずカセットコンロとランタンの購入予定です。