夢
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/08/19 10:47:43
彼女は微笑んでいた
遠くの一点を見つめながら
雲一つない
青い空の下
空全体の重さを跳ね返しているのか
その青さに溶け込んでいるのか
全くの自然体で
輝いている
感じ取る私自身の
想像をはるかに超えている
小さな宇宙が
そこには存在しているのだ
爽やかな風が吹いた
少女の髪がなびく
そこに黒い世界が
また広がっていく
いっぱいの幸せが
そこにはあるのだろうか
彼女は微笑んでいる
あの一点を見つめながら
なんとなく浮かびました
昨日今日と涼しい日が続くからか・・・
怒ったような強い日差しは無く
ここには柔らかくやさしく降りそそぐ
秋がようやく
重い腰を上げたのかな?
瞬間に見せる自然な笑顔・微笑み
何かを感じます
作り物ではない
見た瞬間にこちらもわかります
こころと表情は
あたりまえですけど連動しているのでしょうね
自然な自分で考えていなくても出る微笑
そんな心持でいつも居たいものです^^
確かに重力を感じないね
そうであるよりも
そう感じさせる事が大事で
相手にストレスを与えない人なんだろうな
存在そのものが男性より大きい?のかも知れません
少女はこれから
大きな宇宙の一画を担う存在となっていく
ちょっと大げさですけど
そんな感じを受けます
少女ならなおさら
男性にとってはうらやましいような
怖いような
自分の周りは怖いが多いかな^^
美しい人っています
美貌云々ではありません
生き様が顔に出ていて
それが美しさとして現れている
一点・・・
それは愛かも知れないし
何かの目標かも知れないし
手に届きそうで
届かないもの
感覚的に
曇りが無く透明で純粋な物
私にも見えません
でもいっしょに見ようとすれば良いのかも
大切な
これから先の一点ですから・・・
すれっからしの僕の目には映らない何かかも知れない。
台風が幾つも過ぎると本格的な秋が来る。
まだ心には夏の名残が香っているのに。
少女の見つめる先に何があるのか。
今の僕には決して見えないのだろう。