東北一周テント旅 (一日目)
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2018/08/09 00:36:31
起床は3時、普段はギリギリまで粘ることが多いが
こういう時は目覚ましよりも先に目が覚める
何ともゲンキンな話であるw
手早く着替えを済ますと、まだ暗い夜道をかき分けるように出発した
関越自動車道に飛び乗り、目指すは新潟です!
前回の石川では、能登半島を反時計回りで周回したのですが
今回の東北旅では時計回りに周って行こうと思いました
新潟>山形>秋田>青森>岩手>宮城>福島の順でぐるりと回る予定なのだ
赤城高原SAで一休みして、眠気覚ましに缶コーヒーを飲んだ
SAから眺める景色はうっすらともやがかかっている
空気は、まだひんやりしていて心地よかった
このままの温度で日中も過ごせればいいのだけど、
それは望むべくないと判ってはいました
全国的に異常とも思える暑さが続いているからね
再び関越を高速クルージングをして
次は関越トンネルの手前、谷川岳PAで小休憩しました
谷川岳PAの名物は、ずばり「水」
谷川の六年水といって、六年かけて濾過された水を飲むことが出来るのです
これがまた美味しい! 水を飲んで顔を洗って
少し気分をリフレッシュしたところで関越トンネルに向かいます
川端康成の雪国の有名な一説「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」
というものがあるけれど、あれは清水トンネルで関越トンネルではない
しかしながら群馬県と新潟県を繋ぐトンネルという部分は共通しており
冬場は関越トンネルをくぐると雪国になるのだろうと思います
何故なら抜けた先の土樽PAには、広いチェーン着用所があったからw
新潟に入り関越を降りて、道の駅入広瀬を目指しました
国道290号線は途中、国道とは思えない狭さになっていました
能登半島では、密漁禁止の看板をよく見かけましたが
ここでは山菜の無断採集禁止の看板が多かったです
看板が出るほどの被害があるってことなんでしょうかね?
そうこうしていると道の駅 入広瀬に到着、もちろんまだ営業時間前ですが
人影がまばらながらもありました
外にあるテーブルで鏡ヶ池を見ながら、朝食のワカメごはんおにぎりを頬張る
金色の女神像は周囲の風景とマッチしてるとはいいがたいが
ほのかな風が通るいい場所でした
一息入れたら、阿賀野市の瓢湖を目指し290号を進んで行きます
途中、競輪学校でも近くにあるのか?
と思えるほどたくさんの自転車とすれ違いました
本当にあるのかもしれないけども・・・
瓢湖は白鳥の飛来地で知られるけど、残念ながら姿は見られませんでした
ただ、バズーカみたいなカメラを三脚に立て、
電話で情報をやり取りしている人が、ちらほら見られました
話を聞くと何と横浜から来ているとのこと、
白鳥は見れるけどそのタイミングは正確にはわからないらしく、
しきりにレンズをのぞき込んでいました
遊歩道を歩いて回ると、鴨の姿は見えども、白鳥は見えませんでした
次は新潟市の福島潟へ、ここも広大で眺めのいい場所でした
辺りを散策してみたが、広大で手つかずの自然があちこちで見られ
とても1時間程度では周りつくせるものではありませんでした
だけど暑い! 降り注ぐ日差しの強さは強烈で
立っているだけで汗が噴き出します
日陰を求めて古民家のような休憩所で一息
いかにも田舎のおばあちゃんちといった雰囲気で落ち着きます
汗が一旦引いた所で、新潟港を目指すことにしました
実は、今年は新潟港開港150周年!なのです
それを記念して「海フェスにいがた」なる催し物が開催されています
中でもこの週末だけの目玉として
新潟東港の東埠頭に護衛艦ひゅうがが停泊し
乗船できるというイベントをやっていました
護衛艦ひゅうがといえば、日本の領海を守るほかにも
東北地方を襲った東日本大震災や熊本地震の際には
救援物資搬送でも活躍した船、すごく興味がありました
新潟東港に近づくとすでに渋滞になっていました
ノロノロとそれでも進んでいく列は、巨大な空き地に誘導されて行きました
駐車場からは、船が見えるより先に人の列が見えました
これを待つのは結構しんどそうだと思いながら、列の最後尾に並びました
するとすぐに後ろに人が次々と並び、みるみる間に長ーい列が出来ていきました
後ろには次々と列が出来るのに、肝心の前にはなかなか進まない
そして容赦なく降り注ぐ紫外線! ジリジリとした刺激が肌に突き刺さります
列はゆっくり、綱引きの綱を手繰るような速度で進んでいきます
船が見えてからがまた長い
船の側面をゆっくりと眺めることが出来ました
以前イージス艦が漁船の衝突で大穴をあけられた事件がありましたが
軍艦の装甲が漁船ごときに易々と突き破られるのはちょっと不思議だったのです
しかしこうして近づいてみると合点がいきました
巨大なことは巨大なのですが外側の装甲はかなり薄そうでした
それこそ骨組みの部分がわかるくらいに
確かに近代戦闘では艦砲を撃ち合うようなクローズコンバットするわけではない
ので装甲を捨て、速度を重視する設計は合理的ではあると思います
ようやく乗船すると、格納庫からエレベーターで甲板へ案内されました
このエレベータはヘリなんかを乗せるのでとても巨大です
そして甲板からの眺めは素晴らしかった!
一通り艦の説明を受けてから下船
父親が海自だったので一段と感慨深いものがありましたね
新潟東港を出ると時刻はお昼過ぎ
どこかでお昼をと思いましたが辺りは松林だらけでお店らしいものがありません
東港は貨物利用がほとんどの港のようでしたので、当然なのかもしれません
「ま、次の目的地の笹川流れ辺りで食べらればいいか」と
少し楽観的に考え、海沿いの国道345号を北上していきます
ですがチョットイヤな予感がしたので
その手前の道の駅神林に寄ってお昼を食べることにしました。
食べたのはマイタケの炊き込みご飯でしたが、やはり米どころ
お米自体が美味しかったです
お腹が膨れたところで、再度笹川流れを目指します
イヤな予感がどうやら当たったようなことがすぐにわかりました。
笹川流れ付近の道は路駐だらけ、
それも隙間がないほどみっちり詰まっています
さらには道の駅 笹川流れに入ろうとする車両が大渋滞を引き起こし
狭い道がさらに狭くなっていました
一体何が起こっているのか? 答えは浜辺を見れば一目瞭然でした
連休+この暑さで海水浴客がどっと押し寄せたからでした
その人たちが駐車場を求めて、この渋滞というわけです
状況的にもかなり危なっかしいし、何より時間がもったいないので
笹川流れを横目に先に進むことにしました
真っ白な砂浜と透き通った海、そして現れる奇岩の数々
走っていて飽きない、いい場所だけに撮影できなかったのが残念です
笹川流れを抜け、山形県に入るとすぐに道の駅あつみに到着
あつみ温泉で有名な場所ですが、紅えび漁でも有名です
そしてキワモノソフトクリーム、紅えびソフトを発見!
これは食べておかねば! と注文してみました
吹きよせる潮風の匂いとエビとミルクの甘み
この場所だからこその味わいでした
山形県での野営地、八森山でテントを張りました
ここは海抜こそ130m程度しかありませんでしたが
周りは木々に囲まれていて涼しかったです
テントを張り終え、日帰り温泉へ!ところがここでトラブル発生
予定の温泉がなんと解体中
解体しているおじさんに付近に日帰り温泉がないかと聞くと
新潟側にもどる、あつみ温泉か酒田のほうへ進む湯野浜温泉だろうなということ
先の道を見ておくのも悪くないかと湯野浜をチョイスして
どうにかお風呂にありつくことが出来ました
しかしここの温泉温度が高い!
帰り際由良海岸で夕日を眺めてから、テントに戻り就寝
東北一周旅、最初の夜は更けていったのでした
本日の移動距離441km さすがに疲れました
ユアさんもアチコチ旅行されているのですね、道の駅には謎な食べ物が結構あったりしますよね
写真見てくれてありがとうございました、後半もそろそろUPします!
とても素敵でした(⋈◍>◡<◍)。✧♡
❤沢山、押してきました^^
魅力ある文章、行ってみたくなるレポを有難うございますm(_ _"m)
紅エビソフト!!食べてみたいです^0^
恭介さんが、今回旅行された場所は、我が家も縁が有ったり
訪れたことが有る場所なのに、知らないことも多く魅力たっぷり
でした^^
今日は、舞茸ときのこの炊き込みご飯にしたいと思います^^
舞茸だけだと、息子君が…(;^_^A
しめじや平茸など、ブレンドすると良く食べてくれるのですが^^
一日目から飛ばし過ぎた感は否めませんが、このくらいのペースでないと1週間では回りきれないんですよ
紅えびソフトは名物を作ろうと頑張ったんでしょうけどもw
お疲れさまでした(・ω・)ノ
これ、1日目なのですよね。
恭介さんの行動力が凄すぎて・・・
あっ、紅えびソフト。。。
きっと頑張って考えたんですよ~
お味は…ねぇ。。。(;^ω^)