大塚家具、久美子社長が続投要求
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- 2018/08/07 06:19:00
大塚家具を見ていると商売は難しいという言葉を思い出す。
西暦2000年、大塚家具の株価は絶頂期で17500円
そこから株価は落下していったが久美子社長の客層を広げるという戦略が投資家の注目を集め株価は2015年3月1000円から2000円に倍増した。
しかし客層を広げる=ニトリとの競合状態になり大塚家具はここで売上が大幅に減少していく。
久美子社長は「あなたヴァカじゃないの」と社長室で怒鳴ることが多くなり社員数は激減していき、残った社員で業務をこなすだけで精一杯となった。
とは言え富裕層からは「安っぽくなった」と言われ一般客からはニトリの方が安いと言われたら一体、誰に家具を売れば良いのか。
中古家具の修繕販売など工夫をしたが上手く行かず、売上減少で株価は8/7現在384円。
「もう、潰れるか、買収されるしかないのよ……」大塚家具の大塚久美子社長は号泣した。
大塚家具はTKPに経営権を移譲する方向で調整に入ったが久美子社長が続投を要求。
続投要求って高校野球じゃないんだから気力でどうこうなる場面じゃないって。
久美子社長は会社の経営が傾いた理由を「社員オペレーションが原因」と言っていたそうだが
よく意味はわからないけど、どうやら社員がヴァカばっかりだから会社が潰れそうになっていると言いたいらしい。
大塚家具は元々、富裕層をターゲットにした高級家具販売で儲けてきた企業だけど、それを低価格路線へシフトし客層を広げるという戦略は間違っていなかったはずだが
結果的には、その経営方針変更が倒産危機を呼び込んだのかも知れない。
その後、父親は匠大塚を経営しタンスの仕入れを妨害。
大塚家具は久美子社長の「あなたヴァカじゃないの」という罵声が轟くたびに客は離れていった。
社員数の激減で業務に支障が出ているというのに資金を融資する銀行はリストラを要求してきた。
父親にすれば大塚家具を潰す覚悟なのだろう。
社員をバカ呼ばわりする前に、社員育成を怠ったトップがやっぱりバカではないかと。