光点
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/08/04 23:56:33
黒い無限の空間の中に
私の心は浮いていた
それは銀色の尾を長く引き
彗星のように流れていた
私に手足は無かった
ただ流れるままに進んでいた
何処かへ向かって
息を吐くように
全ての成長が止まるような
究極の寒さの中
私の心は凍りつくことなく
今日も歩みを止める事が無かった
はるか遠くに光点が見える
ただ一点輝いている
私はそこから離れて行くのか
そこへ近づいて行くのかがわからない
無限の彼方からの光点は
あなたの心のように手に取ることはできない
私の心の少しばかりの温かさ
それはあなたから生まれているのだ
凍てつくことはなく固体化することもない
ゆっくりと内を流れている
私は今日も進んでいる
黒い冷たい宇宙の中を
あなたの
その微かなる光点を糧に
私の少しばかりの光を
長い尾に流しながら
笑点ではありません光点です^^
私にとっての光です・・・
何かが無いと
人間として生きていても面白くない?
でも探さないと見つからないのかも知れない
目の前に存在していても・・・
やっぱ
前へと進んで行かないとね
でも自分の生き方って
深く考えた事が無いんですよねぇ~
そんな暇なく
生きているって感じかな^^
あの世はこういう世界なのかも
寒くも暑くもなく
実体もなく
自身も光なのに
違う光を求めている