海の女神
- カテゴリ:コーデ広場
- 2018/07/28 00:18:28
うさぎ人魚姫
古来、海の神といえばギリシア神話を除いて、ほぼ全て女性だと思います。
その他の例外 日本神話のスサノオ、ケルト神話の海神マナナン・マクリール
シベリアの海の女神は海豹の母セドナ、
北欧の嵐の女神ラーン、
バビロニアのテイアマト、
海の精という名でひとつ格下に数えられてしまいますが、
ネイレイデース、
サイレン(シレーヌ)、
メロウ、
シルキー、
枚挙に暇がありません。
キリスト教では聖母マリアがしばしば海の星という異名で祀られます。
そして、テイアマトのようにしばしば海の女神は「竜」であり、
また怪物たちの母でもあります。
混沌である、とも言われ、その点ではヒンドゥ神話でも海は混沌と結びつけられているようです。
確かに、海は深くて、いまだに深海のことはほとんとわかっていません。
海は底知れない。
そしてたくさんの生命を生み出す。
それが女と結びつけられる理由なのではないかと思っています。
人魚をはじめ、海の精やそれに近いものたちが魚の特徴を備えている事は、
おそらく「竜の零落した形」なのでしょう。
海の精はしばしば人間(男)にとって怖ろしい存在ですが、
海難などから助け手くれる存在でもあります。
また、羽衣伝説のように、アイルランドのシルキーは海豹の皮をまとった乙女であって、この皮を隠されたために猟師と結婚したという民話が幾つもあります。
北アイルランドの方にはいまでもシルキーの血を引く家系が残っているそうです!
こうした人魚のモチーフは、古来愛されてきたわりに、
不思議とあまりファンタジイやSFには登場しません。
人魚モチーフで私が最も愛するSF漫画がひとつあります。
山田ミネコの『西の22』です。
ヒロインは海中で活動できるサイボーグで、魚のひれを持っています(陸上ではしまうことができるらしい)。
墜落してきた宇宙飛行士の候補生と fall in love するあたりは少女漫画だなあ、と思うのですが、
この西の22という海上都市が、地球を遅う未曾有の災害で次第に沈んでいく、その時主人公を助けるためにヒロインが……
というあたりは何度読んでも胸にこたえるものがあります。
山田ミネコの独特のオリエンタルな絵柄もあいまって、忘れられない人魚であります。
いえいえ!
そう言っていただけると書く方も励みに~。
まあ記憶頼りにざざんと書いているだけなんですけど、
ブログ記事ならほんとはもっと気合入れて書くべきなんですが……w
SNSのブログなので濃度を薄めにしちゃってます~。
いつも読んでくれてありがとう~!
海の女神について、興味深く読ませていただきました!
翔さんのコーデがとても意味深いものに見えますよ~(*'▽')v
いつもステキなコーデと、情報をありがとうございます♬♬
記憶便りにつらつらと書いてますが、
実はこの手の事、私の趣味なんですw
海の女神、たくさんいますが、
そんな海の女神の末席に連なれたらいいなあ……
(女の子じゃないのはひみつです)
こんにちは(*^_^*)すごい良くご存じなんですね✨
海の女神様が本当に海の中にいるようで、お綺麗ですね(^▽^)/