兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相
- カテゴリ:ニュース
- 2018/07/09 02:25:44
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『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』
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ブログ「兵頭に訊こう」
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もっともたいへんなのは、東京の大手(「記者クラ
ブ」)寿司友メディアが情報を正確に伝えないことだ。
多くは政府の広報であり、政府が出さない情報はメディ
アも伝えない。
その政府が嘘と隠蔽に終始しているのだから、国民は情
報白痴状態にある。
何もわかっていない。
この間、種子、過労死、TPP、水道民営化、カジノと、
李氏朝鮮型の奴隷社会に向けた日本破壊が進んだ。
李氏朝鮮の特徴は、王族・両班(ヤンバン)による縁故
主義、独裁の人治主義、女性差別、弱者切り捨て、など
である。
安倍晋三は、自民党清和会(統一教会)を使って李氏朝
鮮型の奴隷社会を目指している。
情報白痴の国民には、サッカー、大雨、オーム真理教7
人のジェノサイドと、てんこ盛りのスピンが続いた。
現在、国民に種子法の廃止や高プロ、TPP、水道民営化
などの話を振っても、国民からまともな反応が返ってく
ることはほぼないだろう。
九州から東海にかけて記録的な豪雨が襲っている。
とにかく雨がやまない。
ずっと降り続ける。
気象庁は数十年に一度しかないような災害が差し迫って
いると判断して、各地に大雨の特別警報を発表した。
そんななか世界に日本発の衝撃が走った。
異様なことが安倍政権発で起きた。
オウム真理教の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚ら教団元
幹部7人の死刑を、一挙に執行したのである。
『朝日新聞デジタル』(2018年7月7日)は「戦後最大
規模の死刑執行、世界に衝撃 非人道的と批判も」と題し
て、次のように報じた。
「独シュピーゲル電子版は「日本は死刑を堅持する数少
ない先進国だ」としたうえで、「アサハラの死は、支持
者には殉教と映り、新たな指導者を生みかねない」とす
る専門家の声を紹介した。
欧州連合(EU)加盟28カ国とアイスランド、ノルウェ
ー、スイスは6日、今回の死刑執行を受けて「被害者や
その家族には心から同情し、テロは厳しく非難するが、
いかなる状況でも死刑執行には強く反対する。
死刑は非人道的、残酷で犯罪の抑止効果もない」などと
する共同声明を発表した。
そのうえで「同じ価値観を持つ日本には、引き続き死刑
制度の廃止を求めていく」とした。
EUは死刑を「基本的人権の侵害」と位置づける。
EUによると、欧州で死刑を執行しているのは、ベラルー
シだけだ。
死刑廃止はEU加盟の条件になっている。
(中略)
ロシアでは、1996年に当時のエリツィン大統領が、人
権擁護機関の欧州評議会に加盟するため、大統領令で死
刑執行の猶予を宣言した。
プーチン大統領もこれを引き継いだ。
2009年には憲法裁判所が各裁判所に死刑判決を出すこ
とを禁じた。
韓国では97年12月、23人に執行したのを最後に死刑は
執行されていない。
05年には国家人権委員会が死刑制度廃止を勧告した。
今回の死刑執行を伝えた米CNNは、日本の死刑執行室の
写真をウェブに掲載。
「日本では弁護士や死刑囚の家族に知らせないまま、秘
密裏に死刑が執行される」と指摘した。
またロイター通信は、「主要7カ国(G7)で死刑制度が
あるのは日本と米国の2カ国だけだ」と指摘。
日本政府の15年の調査で、国民の80・3%が死刑を容認
していると示す一方で、日弁連が20年までの死刑廃止を
提言していることも報じた。
(中略)
戦後最大規模の執行だった。
戦前には、社会主義者が弾圧された「大逆(たいぎゃ
く)事件」で1911年に12人が執行された例はある。
48年にはA級戦犯7人が絞首刑になったが、連合国の裁
判による死刑だった。
現行刑法のもと、法務省が執行を公表するようになった
98年以降は4人が最多。
刑場が一つという東京拘置所では、午前中だけで松本死
刑囚ら3人が立て続けに執行されたことになる」
https://www.asahi.com/articles/ASL766R87L76UTIL055.html
独シュピーゲル電子版の「アサハラの死は、支持者には
殉教と映り、新たな指導者を生みかねない」とする専門
家の声は、日本では出てこない深い分析だ。
宗教指導者の死刑は、一般人の死刑よりも遙かに強い反
撃を食らう。
EUとアイスランド、ノルウェー、スイスが出した「被害
者やその家族には心から同情し、テロは厳しく非難する
が、いかなる状況でも死刑執行には強く反対する。
死刑は非人道的、残酷で犯罪の抑止効果もない」という
共同声明に、ほぼわたしは同調する。
死刑の恐怖は日本では倍増する。
なぜなら司法そのものが中世にあるからだ。
国策捜査は常にあり、でっち上げのえん罪も後を絶たな
い。
こういった国で、国家が人間を死刑にできる制度は廃止
すべきだ。
日本は多く加害者の側に立つ文化である。
ところが不思議と死刑の犯罪に関しては被害者の側にす
り寄る。
しかし、これも国会で死刑廃止を決めれば、自然と国民
も死刑廃止に同調するものと思われる。
現行刑法のもとで、戦後最大規模の執行だった。
東京拘置所では、午前中だけで松本死刑囚ら3人が連続
して死刑執行された。
もちろん、罪を憎む気持ちはわたしにもある。
しかし、オーム真理教被害者の会会長の永岡弘行は、
「麻原だけを死刑にすればよかったんだ、信者の皆さん
は、とても真面目ないい子たちばかりなんだ、信者か
ら、もっと詳しい情報を得て、今後、起きないようにす
るべきだった」と語った。
今回の処刑はオーム真理教の問題を超えたものをわたし
たちに突きつけている。
1 新天皇の即位、新元号の制定となって恩赦の問題が出
てくる。
その恩赦回避を狙って、その前に死刑執行したのであ
る。
つまり政治判断による死刑執行という悪しき前例を作っ
てしまった。
井上嘉浩は再審請求中だった。
松本には正式な精神鑑定を受けさせていなかった。
李氏朝鮮の独裁の人治主義が、オームと同じレベルに堕
ちて処刑したのである。
2 一挙7人の死刑という、もうひとつの動機は、種子、
過労死、TPP、水道民営化、カジノと進む売国の悪政を
隠すためだった。
そのため、メディアにオーム死刑囚のショー化、見世物
化をやらせた。
死刑囚よりも、犬HKが情報を早く入手していた。
死刑執行の当日、7人の処刑をテレビは同時中継し、フ
ジテレビに至っては「執行」のシールを貼って、死刑の
ショー化、見世物化を積極的にやっていた。
3 オームを批判する前に、日本人はカルトに弱いことを
自覚すべきだ。
戦前は国家神道に戦争にもっていかれ、いままた安倍真
理教、日本会議、統一教会というカルトに日本は支配さ
れ、戦争に向かっている。
4 安倍晋三と上川法務大臣などが、死刑執行の前日に
「乾杯」していた。
安倍と岸田は、大阪地震の当日の夜も赤坂でしゃぶしゃ
ぶに舌鼓を打っていた。
政権与党がカルトに支配され、普通の感覚ではなくなっ
ている。
安倍晋三の滑稽なことは、スピンの効果を、自らの無能
で次々と打ち消してしまうことだ。
オーム効果はすぐに消えた。
雨は降り続いていた。
安倍は11日からの国外逃亡を最優先して考えていた。
独自の理論展開ですが、物凄く偏ってて「悪目立ち」でお金を稼ごうとしているようにも見えます。
そう言えばこういう人に煽られて朝〇学校の擁護していた弁護士を「懲戒請求」しまくってた人達が42人訴えられてましたね。
自分は正しい事をしてるつもりだったと言う事らしいです。
メディアリテラシーって難しい・・・
右でも左でもないけど、ノンポリでもない。
陰謀論とかにのせられない。
科学と疑似科学の見分けの様に、正しいメモリの味方から始めるべき。
正しいメスシリンダーの見方
http://media.qikeru.me/graduated-cylinder/
↑
左右に偏ってたらダメなのよ ヽ(゚ω゚=)
首相動静を見てもわかるが、安倍は日本国民をバカにし
きっている。
どんな悪政をやっても、どんな売国や犯罪をやっても自
分は捕まらない。
司法もメディアも手なずけた。
選挙は、世襲で当選が決まっている。
どうして日本国民のために予定を変えねばならないの
か。
この島は、わたしたちが考える以上に深刻なことになっ
ている。
自民党から一切、安倍批判が聞こえてこない。
公明党からも。
公明党はいずれ改憲にも賛成する。
改憲は、安倍晋三にとって、米・韓朝(CIA・統一教
会・清和会)による日本支配の仕上げになる。
李氏朝鮮の奴隷社会が、日本で復活する。
・‥…━━━☆
今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。
年々にわが悲しみは深くして
いよよ華やぐいのちなりけり
岡本かの子
みんな、あしたこそ、幸せになあれ!
『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』は、現在
の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批
評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信し
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863万人にのぼる災害。
安倍はようやく重い腰を上げた。
7月7日に大雨に関する関係閣僚会議を開いたが、15分
だけだった。
わたしもこれまで何百回という会議に付き合ってきた
が、15分の会議は、座ったと思ったらすぐに散会する、
責任者が、ただやったという形式を取り繕うだけのもの
だ。
安倍は会議が終わると、すぐに私邸に帰ってしまった。
時事通信の首相動静(7月7日)を見ると、以下の通り
だ。
「午前8時現在、公邸。
朝の来客なし。
午前9時43分、公邸発。
同44分、官邸着。
午前10時1分から同16分まで「7月5日からの大雨に関
する関係閣僚会議」。
午前11時35分、官邸発。
午前11時49分、東京・富ケ谷の私邸着。
午後は来客なく、私邸で過ごす。
8日午前0時現在、私邸。
来客なし」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018070700281&g=pol
(引用終わり)
ここで日本の総理が最優先すべきは何か。
国民の災害からの救出である。
国民の生命と暮らしを守ることだ。
しかし、安倍晋三の場合はまったく違う。
最優先すべきは国外逃亡であり、フランスの素敵な軍事
パレードを見物することだ。
自分が本部長になる緊急災害対策本部を立ち上げると、
11日からの国外逃亡、観光旅行が難しくなる。
それですでに多くの死者を出している災害を小さく括ろ
うとした。
この災害も「安倍案件」なのだ。
「日本なんかどうなってもいい。
今だけ、金だけ、自分だけ」の政治がここでも顔を出し
ている。
国外逃亡の目玉は、素敵なフランスの軍事パレードだ。
なんとしてもこれを見たい。
それで今日(7月8日)になって、ネットの批判にあわて
て、やっと国務大臣を本部長とする非常災害対策本部を
設けた。
大人の常識がないのである。
緊急災害対策本部の本部長は内閣総理大臣。
安倍は、なんとしても国外逃亡を果たすために国務大臣
に仕事を押しつけたのである。
続く