ロマンス、というもの
- カテゴリ:人生
- 2018/07/04 09:04:26
もうじき七夕ですね。
七夕の伝説は、東アジアには広く知られていますが、
地域によって細部は異なるようです。
ともあれ、
天帝の娘が天の牛飼いと結ばれ、
あまりに恋に溺れて、仕事である機織りをなおざりにしたため、
天帝に引き裂かれてしまった。
そして一年に一度だけ、会う事を許されるようになった。
というものです。
これは辛いなあ、と子供の頃にも思いました。
一年に一度?
凄く長いじゃないですか。
もっとも、天界の人々は事実上不老不死ですから、
一年といってもわりとすぐに過ぎ去るのかもしれませんw
まあ事ほど左様に、恋愛は人生を狂わせるもの。
本来「ロマンス」という言葉は、「ローマ的な」からきていて、
騎士道物語の事を指します。
(騎士の元祖が古代ローマにあると言われています)
しかし、後にだんだんこれが、本来はサブだったはずの(騎士道的)恋愛を指すようになり、
ついには恋愛そのものを指すようになってしまった、という事ですね。
まあ、恋愛というのは凄く強い感情ですから、
物語の中の騎士たちも往々にしてそれで人生棒に振るわけで(少なくとも凄い危難に出くわすわけで)
生きていくうえで重要なイベントであるのは間違いありません。
恋といえば……。
私が今着ている衣裳はクレオパトラのセットです(髪だけはヴィーナス)。
クレオパトラという名前の女王様は何人もいるんですけど、最も有名なのは、「あの」クレオパトラですね。
この人も恋愛で失敗した人です。
いや、むしろ、クレオパトラと恋した人の方が恋愛で人生棒に振ったのかな。
その名はアントニウス。
クレオパトラはその前に、シーザーとの間に息子カエサリオンを産んでいますが、その後、シーザーの友人であったアントニウスと関係を結ぶのです。
クレオパトラの方はなんとか国と、女王の座を守ろうとしての事だったと思うのですが、
アントニウスは間違いなくクレオパトラに溺れました。
その結果、シーザーと戦争をして負け、アントニウスは死に、クレオパトラは自殺をするわけです……!
シェイクスピアはシーザーを演題にしていますが、他にクレオパトラとアントニウスも芝居にしていて、こちらはかなり人気のある作品です。
一度舞台で見てみたい。
確かにそうですね。
今の会社なら問答無用でふたりとも鶴首されますよね><
まわりからしたら説得がきかなければ離婚しなさい、になるんでしょうか。
確かに全く引き離されるよりかは、年に一度でも会えるのはかなりマシなのかもしれませんね。
それでいて、年イチでも会う事を許されたならば…まだマシでしょう。現代の常識で考えれば、極々普通に『離婚命令』が下るでしょうし…寛大なる処置だと、ボクは思ってます。。。。。。。
新暦で七夕をやるとどうしても梅雨にかかってしまって、
雨になるんですよね……。
笹を作って持って帰った幼稚園~小学生の頃はほんとにがっかりしたもんです。
ですが、朝鮮半島だったと思いますがこういうバージョンがあるんですよ。
雨が降って天の川が増水してしまって、川を渡る事ができない。
悲しむ織姫と彦星のために、
カササギが翼を並べて橋をつくってくれたというのです。
このおかげで、雨のときも、会う事ができるようになったんですって。
素敵ですね。
彦星が仕事をしないで遊んでばかりいるから神様が怒って二人を引き離したってテレビでやっていて
そうなんだ~と改めて知りました。
愛する人に1年に1度しか会えないなんて悲しすぎるし私には耐えられないな。
それも雨が降ったら会えないんでしょ???
そんなの悲しすぎる~。
毎日会いたいもん。
今年の七夕は晴れるのかな~。
会えると(・∀・)イイネ!!