ゴタぴょんの日記 １０月２３日（木）Ⅱ
- カテゴリ：日記
- 2018/06/29 05:10:59
１０月２３日（木）Ⅱ
Ⅰからつづく
【渡月橋】
僧、道昌が、９世紀に架橋し、亀山天皇が命名。
後世、角倉了以が、現在の場所に再建。
そして、現在は、
昭和９年の架け替えの、鉄筋コンクリート
の橋である。
なんでもないような橋だが、
なぜか、屈指の観光名所となっている。
【天龍寺】
こちら、足利尊氏創建の寺。
方丈庭園の曹源池が、名勝。
何にもわからないゴタでも、
「いい眺めだ」と思うくらいだから、
いいのでしょうね。
１９９４年にユネスコ世界遺産に登録。
庭園には、四季折々の花々が、咲きます。
百花繚乱の中で、特に有名なのは、
４月に花ほころびる枝垂れ桜。
残念ながら、半年先までは、待てません。
お客様は、明後日、高山へ、ご出立。
芙蓉の花（cotton rose）が咲いていました。
ここ、天龍寺の花は
酔芙蓉。朝は、白く咲き、
時間が経つ毎に、赤く染まりだす。
夕方は、お酒に酔ったように、
赤くなることから、この名が付いた。
そして、そのすぐそばに、
紫式部という名の花もありました。
紫色した、小粒の花弁が、愛らしい花です。
酔芙蓉 ： ウィ～。ヒック。ちょっと飲み過ぎたわ。
紫式部 ： あんた、ちょっと、酒臭いわ。あっち行って！
庭園を北に出ます。ここは、竹林の小径。
これを西に登っていきます。
登る、ということは、山である。
この辺りで、山、といえば、小倉山のこと。
保津峡北岸の山を小倉山という。
高さ２９６ｍの高さを誇る・・・
いや、あまり、自慢には、ならない高さだ。
等高線を見る限り、大河内山荘、常寂光寺、二尊院、祗王寺
化野念仏寺は、すべて、この小倉山の麓に当たる。
百人一首は、この地で生まれた、とされている。
【大河内山荘】
久々に大河内山荘に上がりました。
但し、ガイドが、庭園内を
お客様に案内されてしまうという、恥ずかしいことに。
オヨヨヨ
【竹林】
竹取物語のお話をしました。あんまり、面白くなかった。
ナレーターがへたくそだから。
竹林を舞妓さんが歩いていたので、写そうと思ったのですが、
めっちゃ、早足で、行ってしまいました。
「まあ、いいや。足が速いものは、腐りやすいのだから。」
わけのわからない、慰めをします。
こういう早足のことを英語でいうと、 scurry.
They scurried along the path away.
舞妓さんたちは、行ってしまったわ～
ヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ
【祇王寺】
高岡智照（たかおかちしょう）という方をご存じだろうか。
瀬戸内寂聴さんが、
この人をモデルに「女徳」という小説を
お書きになりました。もう、随分昔の話ですが。
明治２９年生まれで、幼少から、
人生を翻弄され、芸者になった。
この彼女のおかげで、祇王寺が、生まれた。
そう言っても過言ではありません。
芸者から、尼僧になるという、壮絶壮大な人生
を歩んだ彼女は、ここ、祇王寺に入り、寺を整えた。
苔庭の片隅に、ひっそりと佇む茅葺きの本堂。
その中には、
祇王姉妹と母、刀自と、仏御前が鎮座します。
四人の女性は、この地で、念仏三昧の日々を送った。
お墓がありました。
祇王祇女と刀自、そして仏御前。
（ついでに？）平清盛のお墓もありました。
Ⅲにつづく
ゴタぴょん
