原子力防災基礎研修
- カテゴリ:仕事
- 2018/06/28 01:03:35
午前中は基礎知識編。
東日本に沸騰型原子炉が多くて西日本には加圧水型原子炉が多い。
沸騰型は蒸気漏れを起こすと放射性物質もまき散らすが、加圧水型は蒸気漏れを起こしても放射性物質は漏れない。
昆布に含まれている放射性物質はヨウ素131と思っていたら、カリウム40だと知ってビックリ!
減塩食塩はナトリウムを減らしてあるのですが、代わりにカリウムが増えているので、その分カリウム40も増加してました。
午後からの実習で、防護服を着込んだのですが・・・、用意されていた防護服のサイズが微妙に小さくて着るのが大変。
ただまあ、鳥インフルエンザとかの感染防御のように防護服を二重に着込まなくていいので少しは楽。
サーベイメーターは、壊変のランダム性もあって数字が落ち着かず、測定器の感度に合わせて時間を設定して1回目、あとは5秒ごとに測定してその平均値をとるのですが、見た瞬間の数字をとるので同じ測定器を見ていても同じ数字にはならないのが面倒。
最後に簡易除染実習。
マジックで印を付けて放射性物質の汚染に見立てて拭き取るだけですが、広げないよう注意深く。
9時から17時まで、みっちりでした。