Nicotto Town


ユウの想いごと


小説『凍りついた香り』

小川洋子 著
『凍りついた香り』を読みました。

しずかな悲しみと
淡い官能の膜につつまれたような
小説でした。

調香師見習いの恋人を亡くした女性が
彼氏の遺した謎めいたメッセージと
謎めいた内面を追い求めるように
過去の足取を辿るという話で。

暗い内容だけれど
ミニマルな文章による
プラハの街並みの風景描写とか
現実と幻想との境目があやふやになる
ファンタジックな描写とかの
雰囲気がすてきでした。

彼氏は
頭が良くてハンサムで繊細で
なによりスケートが
プロ並みに上手ということで
羽生結弦選手なんちゃってファンの私は
いけないと思いつつも
ついつい羽生選手のビジュアルを
思い浮かべてしまったのでした。

アバター
2018/06/16 20:44
”凍りついた”・・・これだけで暗い内容を文字通り暗示するタイトルだね

”香り”・・・は亡くなった羽生結弦くん似の彼が調香師だからなのかな(。´・ω・)?

香り(匂い)フェチの 私には なんだから気になるタイトルです(〃ノωノ)w



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