ブラックペアン 感想文
- カテゴリ：テレビ
- 2018/06/12 16:41:38
ブラックペアン 第８話
ＴＢＳ 日曜夜９時～
▼呉越同舟
今回は、カエサルによる治験の最終段階として、外科学会理事会に
手術のお披露目をすることになるお話でした。
しかしカエサルは現在、治験を続けてきた東城大にあり、帝華大の西崎は帝華大主導で
手術を行いたいと考え、チームは合同で、執刀医は帝華大から出したいと言い出します。
そして何故かいつも帝華大の言いなりになってしまう佐伯は、執刀医が西崎ならということで了承。
チームには東城大から渡海と高階と世良が加わることに。
渡海は佐伯を潰すため西崎にインパクトファクターを加点させたくて、自ら志願したのです。
ここにきて渡海は佐伯に対し牙を剥き始めましたね。
▼情報漏洩
候補となる患者は３人いましたが、どれもあまり簡単な手術というわけにはいかず、
西崎はもっと適した患者がいないかどうか、高階に圧力をかけます。
一方で最近佐伯がよく勤務中に病院を抜け出し外出していることが話題に。
以前手術中に器具を取り落としたこともあり、何らかの病魔に侵されているのではないかと、
渡海は世良をけしかけ佐伯の後をつけさせます。
果たして佐伯は、さくら医院という病院に行き、そこの院長と親しげに話していました。
それを知った渡海は、やはり佐伯は何らかの心臓疾患を抱えているのではないかと予想。
その話を高階は立ち聞きしてしまいます。
そして東城医大に、症状はそんなに重くなく手術を急ぐ必要もないのに、
佐伯による手術を受ける予定の患者として、若い男性が入院してきます。
その男性の症例は、まさに西崎が求めている症例と一致していました。
しかし高階はその患者のことも、佐伯が病気であることも西崎に明かしませんでした。
ですが後日、西崎はすべてそれを知っており、その男性の手術はカエサルで行われることに。
西崎に情報を漏らしたと、真っ先に高階が疑われますが、真犯人は渡海でした。
渡海はどうしても西崎の手術を成功させ、佐伯を追い詰めたいようです。
▼二転三転
手術当日、西崎はまず外科学会理事会に向かって、佐伯が病魔に冒されていることを発表し、
とても手術ができるような状態ではないと言い放ちます。
何故か佐伯はその場におらず、何も反論できない状態。
そして佐伯がいないのをいいことに、西崎は合同チームの渡海ら東城大の医師を閉め出し、
帝華大のスタッフだけで手術を始めてしまいました。
しかし、簡単な手術のはずなのに、スタッフたちがカエサルに慣れておらず、
アームが動いて術野がズレて、大量出血してしまいました。
そこへいつものように颯爽と登場する渡海。
しかし今回はいつものようにはいかなかった！
なんとその後佐伯が登場し、渡海のお株を奪って開胸手術を始めてしまったのです。
理事会のメンバーが見守る中、佐伯は鮮やかな手並みを披露、最後はブラックペアンで〆ました。
無事手術は成功したのですが、東城大のスタッフの温かな声援を受ける中、
佐伯はぶっ倒れてしまったのです。
やはり病魔に侵されていたのですね。
▼ちょっとネタバレ
今回手術を受けた青年の父親が、あのさくら医院の院長の息子であることが分かりました。
つきそいに来ていた院長に、渡海は佐伯がさくら医院に誰に会いに行っていたのか問い詰めます。
以前渡海が帝華大の系列病院にいないかどうか調べていた、飯沼達治という患者が、
さくら病院にいるのではないかと思ったからのようですが、院長が言うにはやはりいるそうです。
この飯沼達治という人物、一体誰なんだろうと思ってちょいと調べてみたのですが、
どうやら渡海が持っていた、体内にペアンが残っているレントゲン写真に写っている人物のようです。
レントゲン写真が入っている紙袋に、患者がイイヌマタツジで担当医が渡海一郎(渡海の父)
と書かれていたことを確認した人がいたようで。
何故渡海はその患者を探しているのか、探してどうするつもりなのでしょう…。
次回は最終回「前」ｗ
つまり次々回が本当の最終回ってことですかね。
