私は小学校の時にクラスの女子の一人に「恋愛も結婚もできない」と
言われた。

そんな事は無いと私は反論した「もう結婚の約束をしているから」と言った。

小２か小３の時に石炭小屋に近所の男の子に連れ込まれて
無理やりキスをされて「結婚の約束」をさせられた。

最初はおやつに与えられた口の中のドロップを取られるのかと思って
抵抗した。

でもドロップは無事だった。

もう「結婚の約束」をしているからそんな事はない。

だが其の子は「犬にかまれた事情」を其の子は知っているなら
其れは「愛情じゃ無くて、同情だから」と言った。


事の起こりは私が小１の初めて一人で登校した時に
蝶々を追って道を間違えた時に始まる。

其の後に行方不明になった。

午後の２時ごろに誰かに発見されて家に帰ったが

目撃者が窓から見た事の無い作業服を着た大人の男に
手を引かれてランドセルを背負った小さな女の子の姿を見ていた。

「犬にかまれた」だけと教えられた。

其の後に親が近所の男の子に一緒に学校に連れて行ってくれるように
頼んだ。

近所の同年代は男の子が多かった。

学校から帰って来ると其の子達と何時も遊んでいた。

相撲も取った。チャンバラもした。

何よりも遊ぶ場所に最短で行く為に屋根に上って屋根の上を遊ぶ場所に
最短で行った。


小４か小５の時に可愛い女の子が編入してきた。

其の子の家に数人の女子が招かれて
初めてケーキ成る物を食べさせて貰って
友達になって欲しいと其の子の親に頼まれた。

其の子の家でかくれんぼをしていると
其の子が一緒に隠れていた数人の子に
「犬にかまれたの」と引っ越ししなくならなくなった事情を話した。

私はすかさず「其れって私と同じじゃん」と言った。

彼女は大人の男に連れ込まれて「いたづら」をされて居て
前の学校でだれも遊んでくれない虐めに会って
こっちに引っ越してきていた。

次の日位から女子が一切私をハブし始めた。

何でそんな事するのかと一人を捕まえて
ぐいぐいと肩を掴んで揺らすと其の女子がそう言う事を言った。

私は家に帰ってそう言われたとワンワン泣いた。

親は母が仲良くしている親達に事情を話して仲良くしてくれるように頼んだ。

生憎母が仲良くしているのは男子の親が多かった。

で、男子が虐めをしてくる女子達から私の周りをぐるっと囲んで
かばった？

私の席の周りは勝手に男子達が机を持ってきて席替えをした。

担任が元に戻す様に言っても女子が私をいじめるから嫌ですと断った。

それ以来私の周りは卒業するまで男子だった。

帰りは親に説得されて渋々一緒に帰る羽目になった女の子数人が
途中まで一緒に帰ったが１ｍ位開けられた。

心配して先生が家に来たが家に帰れば近所の男子達と
塀に登って木登りをしているのでびっくりしていた。

近所では全く変わらない遊びが続いていた。

だが「恋愛も結婚も出来ない。事情をしていて結婚を言うのは同情」と
言う言葉は私に付きまとった。

で「恋愛と結婚をあきらめた人生」を中学、高校と過ごした。

其の後何人かに「告られた」が事情を知っている奴ばかりで
私は断わった。


高校を卒業したと同時に結婚した、訳在って蝉の抜け殻の様な授業をしていた
女教師と会った。

口紅をさして居て薄化粧をしていた。

何かの話をして「幸せになって下さい」とニコッと笑って言って
本当に良かったと思った。

帰ろうとして数歩歩いた所で呼び止められた。

彼女は私の手を握って「誰でも幸せなって良いんだからね」と言った。

訳が解らずぽか～んとしていると、
其の先生はもっと強く私の両手を上下に振って
同じ事を言いながら目の奥を見ながら言った。

すーっと何故か涙が出てきた。

慌てて手を振りほどいて後づ去りしながら、
そして踵を返すと早足でその場を去った。


私は小学校時代のあの時の女子達は親にそう言われて
知らない人について行かない様に説得されたのだと
思う。
自分の娘に同じ被害者に成らない様に怖い事を言って
注意を促したのだと思う。

だが男子達は親に別の説得をされて私を守った。

其の後に事情を知らないで転校してきた女子の嫉妬で
嫌がらせが始まったが、
男子達の強い結束で女子達は酷い言われ方をされた様だ。

私のいない所で行われたが人間性を否定されて
彼女らは彼女らが否定している私以下のかなりの事を
頭の良い男子達から言われた様だ。

可なり傷ついていて、彼女達を選んだ男は最低だと
こんな最悪な事をする人間を選ぶとはと人間性を否定された様で
深い心の傷を負わされた様だ。

でも「苛め」をする人間は理論的に突き詰めると人間として
人間性を否定される。

私も前回書いた「苛め」を体験して此れは唯事じゃないと思った。