日記の和泉ちゃん
- カテゴリ:サークル
- 2018/06/04 18:24:49
和泉式部日記のなかに
〝 くちをしくはあらずかし 〟
といった、またはそれに類する表現が何度か出てくる。
日記に出てくる女 (=和泉式部) の恋人である帥の宮のセリフとして。
訳はいろいろあるけれど、ストレートに表現すると
つまんねー女じゃないんだよね~、って感じになるらしい。思いっきり意訳されていると、
気の利いたやり取りのできる、手ごたえのある女だしな~
となっていることもある。
これが、どんな場面に出てくるかというと、往々にして状況の悪い時だ。
あんな女のもとに通うなど外聞悪い、と叱られた時
男好き、プレイガール等、女の悪い評判を他人から聞かされた時
別の男のものらしい車を女の家の前で見かけ、実は浮気しているんじゃね ?! と疑った時
それでも、帥の宮は思うんだ。でもやっぱり 〝 くちをしくはあらずかし 〟 と。
このセリフが、このところ妙に気に入っている。
同時に、平安時代に生まれなくて良かったな~とも思う一言だwww
源氏物語でもそうだけど、手紙のやり取りをして 『手ごたえのある女』 を男はカンタンには手放さない。
それが双方にとって幸せか、というと、また別の話だけど。でも…
手紙ひとつ、言葉ひとつで手ごたえを感じさせるって、めちゃめちゃキツイよーーー
と、現代人はシミジミ思う ( ̄~ ̄lll)
余談。
ひとつ前に書いた 【源氏遊び】 空木宮邸にて の最後に出てくる和泉のセリフw
> 空木宮様はやっぱり超イケメーーーンでした !!!
> あんなにステキな方は、ちょっと居ないですよねー
これも実は和泉式部日記のなかに出てくる。
最初のほう、帥の宮が思いがけない時間に女の家を訪ねる初顔合わせの段。
なべての御さまにあらずなまめかし
(フツーとか十人並みとかじゃありえねー、めっちゃイイ男じゃん !!)
ここから借りました ヾ(≧▽≦)ノ゙
.
ドラマ等には、、、なりにくいと思うよ (*ノωノ)
女は駆け引きが面倒だからいらない
という言葉を聞いたばかりですが、
男女共に和泉式部日記読んだら
LINEで言葉あそびも面白いかも?
と思うかもしれないなーとか(^^♪
↓迎えにきて!からの流れが神っている!
なんで和泉式部主人公の映画やドラマないんじゃー!
日記のなかで、帥の宮がそっけなくて、和泉はもうダメかも… と石山寺にこもって
仏様と向かい合う日々を過ごすんだけど、そこに帥の宮から
「逢坂の関を超えてまで手紙を届けさせる私の思いを解ってくれ」
と、妙に調子のいい手紙が届く。それに対して、和泉は、言葉だけじゃダメだと、
「自分で迎えに来て~」
と切り返すんだw でも皇子様が勝手に出歩けるはずがないのも解っているから
ひとりで戻るんだけど、その後、すぐに帥の宮が
「迎えに行こうと思っていたのに、誰に誘われて帰ってきたんだ ?!」
と冗談を飛ばしてくる。それに対して今度はものすごくストレートをぶちかます。
「ただあなたに会いたいからです」
どひゃ~~~ Σ( ̄ロ ̄lll) ここでソレ言っちゃうんだー、と笑ったわ~。
まさに、いい女は、バカには出来ないねwww
このあたりの日記や物語は、どれもこれも倫理観とぼしいのは間違いないけどw
さじ加減かぁ、狙って出来るなら身に着けたいところですな。
噂で失脚… いつの時代も怖いけど。
この時代は天皇を頂点とした政治体制は安定しきっていたし、武家の台頭はまだ先だから。
裏側での足の引っ張り合いとかも多かっただろうな~。
遺産は無理だね。身分が違い過ぎるからwww
最後は帥の宮の屋敷に入るけど、それでも身分は愛人兼侍女だしw
まぁ 〝構って〟 ちゃんの傾向はあったwww
その頃の私は、24時間仕事させてくれ… な感じだったから、余計にねw
オレと仕事どっちが大事なんだよって言う男が居るとは・・・・驚いた(°Д°)
が、そんなん言う男なら仕事の方が大事!で間違いないと思う。
男って結局のとこ甘えっ子が多いって事だろかなぁ
でも男運はいい。
遺産入ればもっといいが。(o´艸`)
古語って難しいのね。
くらいの言い回しかもしれないけど
噂で失脚したり、裏で軍勢を持たないと言いたい放題言われる世界だから
色々言われていても、実際に知っている自分が一番知っている てことだろうね〜
ましてや良妻賢母はまた全く別物なのだ。
何をもって良い女とするかなんだけど
平安期の男女のかけひきを楽しめるような良い女は
相手に くちをしくはあらずかし と言わせるようなやつなんだろうなぁ。
良い女は品があって学もあって 手が届いたと思ったとたんに
するりと逃げて だめなのか?と思ったら また脈アリな行動してる
っていうやつなんだろうなぁ。
ほんとに頭のいいひとなんだろうね。
いい女はおバカじゃなれんもん。
関係ないけど、
…… オレとシゴトと、どっちが大事なんだよ !!
って言われてフラれた古傷を、このブログ書いて思い出したよ (´・ω・`) ショボーン
男にこのセリフ言われる女って、ちょっと情けないよね。
『シゴトかな』 と答えた私も、たいがいだが。
でも、その宮様二人が、どっちも時の権力者の姉様の息子だから悪目立ちしたと思うw
そういう意味では気の毒 ?!
ただ宮様二人とも付き合ったとたんに死ぬって
ファム・ファタールだよねー(゚▽゚;)
10代お終わりに官僚エリート (身分的に釣り合っている) と結婚するんだけど~
すぐに退屈して、帝の皇子様 (身分は全く釣り合わず) と熱愛するんだー。
けど、きゃっきゃうふふ❤ の真っ最中に死なれて~
(伝染病が流行って街中に死体が転がっている中、せっせと和泉に通って皇子は病気になる)
宮様~ (っω`-。) と泣いていたら、次に、弟宮様が和泉に興味をもって恋仲になり~
この弟宮様、正妻が怒って出て行っても、和泉べったりで (*ノωノ)
この弟宮が亡くなって、また頼る相手がいなくなったと思ったら、
今度は、和泉のことをあばずれ~とかしょーもない女~とか言っていた時の権力者が
中宮・彰子のサロンに入れてくれて (ここで源氏物語を書いた紫式部と同僚だ)
生活に困らず、才女と呼ばれ~。
それで、30歳半ばで官僚エリートをつかまえて再婚するんだ。
これはもう !! 男運悪いなんて~言えないと思うぞ !!!
アイツ浮気してますぜー
ん~ でも手放すの、モッタイないんだよねー、つまんねー女じゃないからさー
な感じみたいですな (*´-ω-`)・・・
古語の口惜しはけっこう厄介なんですよー。
残念だー
不本意だー
はがゆいなー
モッタイねー
つまんねー !(o ̄^ ̄)o
と、まあ…いろいろあるんですよーーー (っω`-。)
学生時代、大キライな言葉のひとつでした。
っていう意味でいいんじゃないの^^
アイツ男好きで浮気してますぜ(*´ノ∀`)ヒソヒソ
口惜しくなんてないもんねー
(だってあんないい女なんだよー(≧∇≦)❤)
ってことじゃないのかな(o´艸`)
口惜しくなんてないもんねーという意味だと思った。
違ってたのね。
なんか最近はコイツ、男運に恵まれている気がするw
いい女なんだよね~+゚。*ゥフフフ(*´∀`人)*。゚+
男が執着したり取り合ったりするのはよくわかる~(n*´ω`*n)
現実問題~ 〝くちをしおくはあらずかし〟 と言われるようなヤツは
平穏な結婚生活には向かない…。
私は個人的には~ (っω`-。) 天使に軍配を上げたいっすwww
手紙だけでうまいこと駆け引き上手になるのって
考えただけでも自分も平安時代でなくて助かったと思います。
くちをしくはあらずかし、
イイ女なんだけどなぁ・・
的な意かなと思うんだけど
こういう言われ方はきっと悪女ってことな気もして
これ逆もありで
めっちゃワルなんだけどそこがいいって男もというか
ワルの方がモテるように思うのはあくまで個人的主観ですがw
天使と悪魔なら悪魔の方が魅力あると思うんですよね~