要するに女子のカースト制度みたいなのが在って
ちょっと派手目の目だっているけど勉強が中くらいの子達。
其の下の其れほど目立って居ないけど普通にちょっと派手目の目だっている子達に
ヘコヘコしないけどほどほどに距離を保ちながらマイペースぽくして居る子達。
おとなしめの地味な子達。所謂不良の子達。
そして孤独な一人の世界を行って居る子。

問題は修学旅行。
私達のグループはちょっと派手目の子達のグループにも入れるし
大人し目な地味な子達とも一緒のグループに入れるわけ。

だから其の日によって色々なグループに入れられる。
何時も大所帯。
何処に入ってもマイペースで自由行動も其の人達だけで行く所を決めて
さっさと決めて別れて行動する事を宣言。

そんな私達に担任が一人でどのグループにも入らないで図書室通いの子を
入れてくれる様に呼び出されて頼まれた。

其れまで話した事も居る事も知らなかった。

で、数人で私達のグループに入らない？と誘ったが俯いて首を振った。

「断られた」と担任に報告。

派で目な子達に虐めに在っているのではない。

彼女達には相手にもされて無かった。

勉強できる子達にも勿論相手にもされて無い。

大人し目の目だたない子達に疎外された様だ。

修学旅行は行かないらしい。

で信じられないが大人し目の子は自分より下を作る事によって
少し明るくなった雰囲気。
何となく彼女達が明るくなったなぁと思ったら虐めの行動で
彼女達は自分達は楽しく過ごしている事を彼女に見せていたのだ。

其の他の女子はおとなし目の子達のそんな行動にも気が付かなかった。

彼女は完全に人間不信になっていた。

何が在ったのかは其の時は詳しく聞かなかったが
何とかしてくれとお前達しかもう頼れないとの担任。

色々頭の良いグループにも相談したが駄目だった。

で、頭の良いグループにどうやったのか、
もっと上手くやれと言う感じで押し付けあい。

で、普段は殆ど図書室にいる様だ。

で、それまで彼女が読んだ本のリストを出されて
会話を試みたが其の前に話しかけると逃げて行くそうだ。

で、要するに共通の話題から入るのが良いと思うとの
頭の良い子の助言。

で、大勢で行くよりも一人の方が良いとも彼女達の助言。

で、其れを誰がするのかと言う事でじゃんけんで負けた私になって
頭の良いグループの一人から割と簡単な本から数冊選んで
渡された。

此の私が図書室から借りて来た本を読んでいると言う事で
家族が心配したが、読んでも意味が解らんし
漢字が出て来るし、字が小さいし、挿絵はないし・・・。

で頭の良いグループに漢字を読めとか、
あらすじを言えとかしつこく食らいついたので
其のグループの一人から宿題のノートを借りれる関係になった。

で、其の女の子に何気に近寄って
私も何冊か図書室で本を借りて読んだけど
其の前にあなたの名前が何時も出て来るんだよね、と話しかけた。

そして何か全然解らなくてと正直に言って
更に此の漢字が読めなくてとか言うと教えてくれた。

で其の子が今読んでいる本を見て其の本面白い？とか
自然に話しかけて行った。

訳を知っている自分ともともと仲が良かったグループと
最初に担任に頼まれた頭の良いグループの子が
何気に様子を伺いながら事の成り行きを見ている。

何と少し（かなり？）おバカを出すと敵意は無いと安心した様で
話が弾んだ。

虐めの原因は実にくだらない家が裁判にかけられているらしい。

詰り親戚同士の親が残した土地の争い。

元々住んで居た家を財産分与で出て行って
売って財産を欲しいと言うのと其れは出来ないと言う争いで

そんな事は私の周りのどこの家でも在る普通の良く在る事で
何で其れが問題なのかは解らない。

だが其の近所では暴力事件も起こして警察が身内を連れて
行ったようだ。

其れが近所に広まって其れを人づてに聞いた大人し目の子達が
離れたと言う事らしい。

其の後に暴力をふるって警察に連れて行かれた兄から
私が仲良くしてくれると言うので感謝をされたが。

要は其の子とは卒業するまで何とか仲良くしていたが
其の子の家族を含めて担任其の他の最初に頼まれた
頭の良いグループからも感謝されたけど。

何で其の子を阻害するのか意味不明。

頭の良いグループの子も言っていたけど、
私が元から中が良かった子達もそう言っていたけど。

親の相続で財産争いで裁判に成る事など
相続財産が土地で在る所では良くある話で
本人のせいではないと言う事を冷静に見れる子と
そう言う相続の財産争いでイザコザの起きる事も
理解できない子の差なのかな？

まあ、土地の遺産相続があちこちで聞かない様な
環境の人には立ち退きのどうのこうのとかで
暴力沙汰に成る事もある位の「良くある話」を
受け止める度量の違いなのかな。

私達のグループも頭の良い人達のグループも其の虐めについては
理解できなかった。