ブラックペアン 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2018/05/29 16:27:04
ブラックペアン 第6話
TBS 日曜夜9時~
▼渡海の母
今回は渡海の母が入院し、和製ダーウィンの「カエサル」で手術をするというお話でした。
インパクトファクターのため、帝華の西崎教授は高階に最後のチャンスを与え、
東城医大でカエサルによる手術を行い、症例を集めて論文を書けと命じました。
そのため東城医大にはカエサルが導入されることになります。
この件に関しては佐伯教授はほとんど関与していないので、彼にはまったくメリットがありません。
いつも思うのですが、なのになぜ東城は帝華の言いなりになってしまうのか…w
そんな時渡海の母・春江が倒れて搬送されてきます。
心臓だかその近くの血管だかに腫瘍があって血流が阻害されてるんだったかな…。
その時渡海は手術中、佐伯もいなかったのかな、黒崎が執刀したのですが、
術後の検査で腫瘍の取り残しがあったことが発覚。
それを知った渡海は、和解金2千万を要求し、佐伯が執刀すると申し出たのに、
それすら断り、とにかく和解できなければ手術は許さないと鼻息を荒くします。
実は東城では過去に血縁者による手術で2回失敗しており、それ以来身内の手術はタブー。
院内の規則で禁止されており、規則を破ると最悪クビになってしまいます。
なので渡海も手術をするわけにはいかない。
渡海は何を考え2千万を要求したのか…?
▼事故発生
東城医大の近くで大規模な事故が発生し、26人の怪我人が搬送されてきます。
渡海を初め、医師も看護師もてんてこ舞いだったのですが、そんな中高階は、
ゆうゆうと春江の病室に足を運び、カエサルによる手術を勧めました。
カエサルはまだ動物によるテストしかしたことがないので、
普通ならそんな手術は嫌がると思うのですが、春江は渡海が他のスタッフたちに
迷惑をかけているのではないかと、そして過去の夫の医療過誤のこともあり、
医療の発展に寄与するならと、手術承諾書にサインをしたのです。
まだ渡海の父の医療過誤のことは、よくわかってないんですけど、
多分渡海がよく見ていたペアンが残ったレントゲン写真と関係あるのでしょうね。
事故の対応で渡海が動けなかった間に春江を落とした高階。
この人本当にいい人なんだか悪い人なんだかよくわからないですねw
とにかく手術に関しては、患者の意思が最優先されるため、
カエサルによる手術は翌日行われることになりました。
▼カエサル始動
春江は手術の予定時刻より早く発作を起こし、緊急手術が行われることになります。
カエサルを扱うのは高階。
この人いろいろとできるんですねw
しかし、手術が成功したかと思いきや、急に謎の出血が起こり、
Rh-Aという特殊な血液型を持つ春江は、生命の危機にさらされます。
しかも先日の事故対応で東城の輸血用血液は底を突いており、
他の病院から送ってもらっても、最低1時間はかかるとか。
そこで家族の執刀はタブーのはずなのに、佐伯が渡海に責任を取らせると言い、
渡海はオペ室に向かいます。
そこでじーっと高階の顔を見る渡海。
何と高階もRh-A型だったのですw
なんで渡海に睨まれるまで言わなかったんだろうw
ともかく高階はヘロヘロになるまで血液を抜かれましたw
渡海は開胸手術に切り替え、送られてきた血液も間に合い、手術は成功。
でも春江の執刀をしてしまった渡海は、病院をやめなきゃならないの?
と思ったら、何と春江が承諾書に但し書きをしていて、何かあった場合、
渡海に執刀を頼みたいと書かれていたのです!
患者の意思は最優先…つまり院内規則よりも優先されるということで、渡海はクビを免れました。
渡海がここまで読んで、2千万をふっかけたとはちょっと思えないんですけど、
彼の考えたことをちょっとシミュレーションしてみましょう。
2千万をふっかけ、佐伯による手術を断ると、恐らく高階が春江にカエサルを勧めるだろう、
それで成功するならそれでいいけれど、もし失敗したら佐伯か自分でないと手術は不可能、
しかし佐伯は自分が断ったので執刀を拒むだろう、ここで自分の出番が来るはず。
ここまではシミュレーションできたのですが、何故2千万なのか、
そして春江が承諾書に但し書きをするかどうかまでは、予測不可能だと思うのですが…。
しかしスナイプにしろカエサルにしろ、失敗しすぎですよねw