小説『すべて真夜中の恋人たち』
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/05/26 17:40:45
川上未映子 著
『すべて真夜中の恋人たち』を読みました。
タイトル買いでした。
どうも恋とか愛とかいう
フレーズに弱いので。
カバーのデザインもすてきです。
自宅で校正の仕事をしている女性が
カルチャーセンターで出会った男性に
恋い焦がれるという話で。
人との関わりかたとか
おひとり様あるあるとか
「これ、心が弱っているときに読むと危ないかも・・」と
感じてしまう記述が多くて
とくに主人公の
高校時代の体験は
読むのがつらかったです。
けれど終わってみると
孤独だけれど自立した女性の
ビターな恋と
ビターな再生の物語で
「すてきな小説だなあ」と
素直に思いました。
ひらがなの多用とか
フレーズの繰り返しとか
独特のリズム感のある文章が
やわらかさを醸し出していて
ビターさ加減を調整していました。
実をいうと
この作家さんの表現方法が好きで
私の日記の文章
少し真似しています。
時々ありますね
でも大概 読み終えると
最後まで読んでヨカッタと思えたりします(´ー`*)ウンウン!
そうなの~(。´・ω・)!?
言われなければわからない
まぁ表現方法が似てても
紛れもなく
この日記はユウさんの文章であり
また、私は好きですょ~(*´ω`)!