Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第28章 その①


   friend-名も無き物語-第28章 その①

 ーfriend-名も無き物語-第28章 海域探索ー

  ミスティア達は一通り仕度を整えて出発した。
 「・・・・・・何だか少し開けたところに来たわね。」
 ミスティア達は地下へと続く階段を降りて
 先へ先へと進んでいくと一行は少し開けたところに
 辿り着いた。
 「足場も何だか水浸しなようね・・・・・・。」
 とセラムは足元をみるとミスティア達
 メンバー3匹全員に向かってそう言ってきた。
 ???
 「おーぅ、こんなところにカワイコちゃんが
 大勢来たねぇ~?」
 突如どこからともなくねっとりとした
 声が辺りに響き渡る。
 「・・・!誰かいる・・・・・・!」
 とミスティアはピカノン達メンバー全員に向かって
 自分達メンバー全員の誰の者でもない
 ねっとりとした声に緊張が走る。
 「ここまで来たからには手厚い歓迎をしてやら
 なくてはねぇ・・・・・・オレの触手で気持ちよくして
 やるよぉ!」
 と1匹のドククラゲが自身の触手を
 ウネウネと動かしながらねっとりとした声で
 ミスティア達メンバー全員に向かってそう言ってきた。
 「しょ、触手はもう前のウツボットで
 コリゴリよッ!!」
 とミスティアは恐怖に顔を青ざめさせると自身の触手を
 ウネウネと動かしながらねっとりとした声で
 そう言って近寄って来るドククラゲに向かってそう叫んだ。
 「えっ、ミスティアさんあの時まさかそういう
 展開になっていたんですか?」
 とピカノンは恐怖に顔を青ざめさせている
 ミスティアに向かって白い目でそう言った。
 「いやなってないけど!!でもあの一件以来
 触手はちょっとトラウマ・・・・・・。」
 とミスティアは恐怖に顔を
 青ざめさせながらピカノンに向かってそう言った。
 「何という露骨な展開。これは大きなお友達が
 危険な妄想をするかもわからんね。」
 とワラビは恐怖に顔を青ざめさせている
 ミスティアに向かってそう言った。
 「と、とりあえず通してくれないなら倒す
 わよ!」
 とミスティアは恐怖を振り払うかのように
 首を振った後、自身の触手をウネウネと動かしながら
 近寄って来るドククラゲに向かってそう言った。
 「威勢がいいねぇ・・・!そういうのは嫌いじゃ
 ないぜぇ?それならここでオレ「達」の
 触手さばきを存分に味わってくれなぁ!!」
 とドククラゲは触手をウネウネと動かしながら
 ねっとりとした声でミスティアに向かってそう言った。
 すると物陰からメノクラゲ達がわらわらと
 ミスティア達の周りを取り囲むとミスティア達に向かって
 いきなり襲い掛かって来た!!
 かくしてミスティア達とドククラゲ&メノクラゲ達との
 戦いの火蓋が切って落とされた!!
 ミスティア達とドククラゲ&メノクラゲ達とのバトルは、
 ドククラゲ&メノクラゲ達のどく属性の「ヘドロウェーブ」
 攻撃にかなり疲弊させられたがピカノンの技
 「ほうでん」とワラビの技「いわなだれ」で
 ドククラゲ&メノクラゲ達を撃退した!!
 こうしてミスティア達とドククラゲ&
 メノクラゲ達とのバトルはミスティア達の
 圧勝で幕を下ろす。
 「あれ・・・?オレは何を・・・?」
 とドククラゲはその場に立ち上がり
 辺りをキョロキョロ見回すと
 不思議そうにそう言った。
 「えっ。」
 とミスティアはその場に立ち上がり
 辺りをキョロキョロ見回すとそう言ってきた
 ドククラゲに向かってそう言った。
 「そうか・・・それは君達に申し訳ないことを
 してしまったな・・・・・・すまない。」
 とミスティア達から事の経緯を知った
 ドククラゲはそう言って彼女達メンバー
 全員に向かってそう謝ってきた。
 「じゃあ何をしていたのかあまり覚えていないん
 ですか?」
 とピカノンはメンバー全員にそう謝ってきた
 ドククラゲに向かってそう問い掛けた。
 「ああ・・・何だか記憶が飛んでいるようで・・・・・・
 その間に随分変態な真似をしてしまったようだ。」
 とドククラゲはピカノンに向かって
 自分の触手で頭を抱える仕草を
 しながらそう言うと続けて、
 「だが・・・記憶が飛ぶ前に誰かの気配はした気が
 するんだ。」
 とドククラゲはピカノンに向かってそう言ってきた。
 「・・・ということは、誰かに何かされた可能性も
 ありますね。」
 とピカノンはドククラゲの話を聞いてそう言った。
 「何だか嫌な予感がするが・・・この先に進むなら
 気をつけてくれよ。」
 とドククラゲはミスティア達メンバー全員に向かって
 忠告するようにそう言うと続けて、
 「ここから先は海の中だが、一部空気が通って
 いる場所もあるから、そこなら君達でも進める
 だろう。」
 とドククラゲはミスティア達メンバー全員に向かって
 忠告するようにそう言ってきた。
 「ご忠告ありがとうね。」
 とミスティアは忠告するようにそう言ってきた
 ドククラゲに向かって微笑みながらそうお礼を言った。
 「オレは先にこの先に様子を見に行ってくるよ。
 君達にまた会うかはわからないが・・・・・・
 冒険の成功を祈ってるよ。」
 とドククラゲはミスティア達
 メンバー全員に向かってそう言った。
 ミスティア達が地下洞窟を先に進むと
 その先には海の中だった。
 「ここが海の中・・・・・・けど不思議と息はできる・・・。」
 とミスティアは周りを不思議そうに
 見回すとメンバー全員に向かってそう言った。
 「私達が立っている場所は足場が水浸しになって
 いる以外は水の感触を感じませんね。周りは
 不思議な力で空気が入っているようです。」
 とピカノンは辺りをキョロキョロ見回した後、
 ミスティア達に向かってそう言うと続けて、
 「これもダンジョン化の影響とは言われています
 が・・・・・・道を踏み外すと水圧で潰させたり窒息死
 すると思うのでそこは気をつけていきましょう。」
 とピカノンはミスティア達に向かって
 そう注意を促した。
 ミスティア達が海の中を進んでいくと
 目の前に神殿らしき建物が沈んでいて
 その神殿らしき建物でさっき会った
 ドククラゲともう1匹、別のポケモンが
 談笑していた。
 「・・・あら?」
 とミスティアは不思議そうにそう言った。
 「あそこにいるのはさっきのドククラゲと・・・。」
 とピカノンは談笑している
 2匹の様子を見るとそう言った。
 「幻のポケモンであるマナフィですね!」
 とセラムはドククラゲと談笑している
 ポケモンを見ると嬉しそうに微笑みながらそう言った。
 「おや、君達はさっきの・・・・・・。」
 とミスティア達に気がついたドククラゲは
 ミスティア達のいる方に向き直るとそう言った。
 「と、いうことは、彼女達がさっき君が言って
 いた探険隊なんだね?」
 とマナフィと思われるポケモンが
 ドククラゲに向かって親しげにそう訪ねた。
 「ああ。」
 とドククラゲはマナフィに向かって
 親しげにそう答えたのだった・・・。

                  その②に続く




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