friend-名も無き物語-第27章 その④
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/05/08 21:55:45
friend-名も無き物語-第27章 その④
「エネルギーの解明も試みられているのですが、
触れるのは危険ということもあり、天然記念物と
してこのまま祀られているんです。」
と時の超結晶の近くにいたイーブイが
僕達に向かってそう言うと続けて、
「これを見に訪れる観光客も多いようですよ。」
と時の超結晶の近くにいたイーブイが
僕達に向かってそう言うと更に続けて、
「聞いた話によると、こことは別の世界でも
似たようなものがあるとか何とか・・・・・・。」
と時の超結晶の近くにいたイーブイが
僕達に向かってそう言った。
「(十中八九カロス地方のヒャッコクシティ
だろうなぁ・・・・・・。)」
と僕は時の超結晶の近くにいたイーブイの
話を聞いて心の中でそう言った。
「なるほど・・・情報提供ありがとうございました。」
とカラットは超結晶の近くにいた
イーブイに向かってそうお礼を言った。
「・・・さて、今は先を急がないといけないし、
準備を整えて出発しよう。」
とカゲロウは僕達メンバー3匹全員に向かってそう言った。
僕達はトキガミシティで消耗品を
少し買い足すとトキガミシティから
洞窟を通って火山地帯へと向かった。
洞窟内の宝箱を開けていくと
その中の一つに何故か醤油が入っていた。
「・・・・・・何故こんなところに・・・。」
と僕は宝箱から醤油を取り出すと
不思議そうにカゲロウ達メンバー3匹
全員に向かってそう言った。
すったもんだあったものの僕達は
火山地帯を調査するため奥へと進んでいった。
僕達が火山地帯に施された謎解きに
頭を悩まされながらも謎を解いて先に進むと
???
「待て!オマエたち!」
突如何者かが僕達メンバー全員を呼び止めた。
そしてドロドロのマグマの中から
ブーバーとブーバーンが現れ、
僕達メンバー全員を取り囲んだ。
「オマエ達もあいつの仲間だな!?
さっきはよくも痛めつけてくれたな!!
たっぷりお返しさせてもらうぜ!!」
とブーバーンは一方的にかなり
怒りながら僕達メンバー全員に向かって
そう言ってきた。
「あいつ・・・?
一体何のことだ?」
とカゲロウは一方的に激昂している
ブーバーンに向かってそう言ってしまった。
「シラを切るつもりだな!?
それなら問答無用で焼き払わせてもらうぜ!!」
とブーバーンは更に一方的に激昂して
僕達メンバー全員に向かってそう言ってきた。
「だめだ・・・・・・怒りのあまり正常な
判断ができなくなっているようだよ・・・・・・。」
と一方的に激昂しているブーバーンの
様子を見て僕はカゲロウに向かってそう言った。
「ならば、落ち着かせるためにもここは突破
するしかなさそうですね。皆さん行きますよ!」
とカラットは一方的に激昂しているブーバーンの
様子を見ると僕達メンバー全員に向かってそう言った。
「行くぞブーバー達!」
とブーバーンは一方的に激昂しながら
僕達を取り囲んでいるブーバー達に向かってそう叫んだ。
「ブバー!」
と僕達を取り囲んでいるブーバー達は
ブーバーンの言葉に雄叫びを上げて答えると
僕達に向かって襲い掛かって来た!!
かくして僕達とブーバーン&ブーバー達との
バトルがいきなり始まった!!
僕達とブーバーン&ブーバー達とのバトルは
ブーバーン&ブーバー達の全体特殊攻撃技
「火山ガス」による毒と火傷に
ならないように躱しながらエルストの技「じしん」
とカラットの技「岩おとし」でブーバーン&
ブーバー達を撃退した!!
こうして僕達とブーバーン&ブーバー達とのバトルは
僕達の圧勝で幕を下ろす。
「ハッ!オ、オレたちは何を・・・・・・。」
と正気に戻ったブーバーンはその場に
バッと立ち上がるとそう言った。
「・・・・・・今戦ったこと、覚えていないのか?」
とカゲロウは正気に戻ったブーバーンに向かって
そう問い掛けた。
「・・・いや、思い出してきた・・・・・・そうか・・・
オレ達はいきなりオマエ達に襲い掛かって・・・・・・。」
と正気に戻ったブーバーンは
カゲロウにそう言われて頭を抱えながら
今までの出来事を述べると続けて、
「すまなかった・・・・・・何故かすごく怒りが
込み上げてきてな・・・・・・正気を失っていたようだ。」
と正気に戻ったブーバーンは僕達に向かって
かなりすまさそうにそう謝ってきた。
「・・・・・・まあ、正気に戻れたのならよかったよ。」
とカゲロウは正気に戻った
ブーバーンに向かってそう言うと続けて、
「それより、どうして正気を失って
怒りのままに暴れていたんだ・・・・・・?
それに『あいつ』って誰なんだ?」
とカゲロウは正気に戻った
ブーバーンに向かってそう訪ねた。
「・・・・・・数日前に誰かがここに襲いかかってきて
・・・・・・そこから先は怒りのせいでよく覚えてねぇ。
ただ物凄い怒りがこみあげてきてな・・・・・・。」
と正気に戻ったブーバーンはカゲロウに向かって
頭を掻きながらそう言うと続けて、
「襲ってきたやつの事も覚えてねぇんだ。
ただ襲われた、ということからの怒りしか
残ってなくてよぉ・・・・・・。」
と正気に戻ったブーバーンはカゲロウに向かって
頭を掻きながらばつの悪そうな顔を見せながら
そう言うと続けて、
「・・・とにかく、オマエ達には悪いことをしたな。
この先に休める場所がある。せめてもの
罪滅ぼしに治療させてくれないか・・・・・・?」
と正気に戻ったブーバーンは僕達メンバー全員に向かって
すまなさそうにそう提案してきた。
「あ、ああ・・・・・・じゃあお願いするよ・・・・・・。」
と僕は正気に戻ったブーバーンに向かって
そう言うしかなかった。
時は少し遡り、ミスティア達のグループは・・・・・・、
「・・・さて、私達はここの灯台の裏にある階段
から先に進めばいいんだったわよね。
早く向かいましょ。」
とミスティアはピカノン達メンバー3匹全員に向かって
微笑みながらそう言ってきた。
「その前に道具とかの準備はしっかりしたほうが
いいと思うよ?この先だとあまり仕入れられ
そうな場所はないだろうし・・・・・・。」
とセラムがミスティアに向かって
不安そうにそう言った。
「そうですね。もし準備が不十分だと思うなら
センターラインシティに戻って物資を調達した
方がいいでしょう。」
とピカノンはミスティアに向かって
そう言うと続けて、
「そこの判断は女子チームリーダーのミスティア
さんに任せるのでよろしくお願いします。」
とピカノンはミスティアに向かって
微笑みながらそう言ってきた。
「リーダーは照れるって・・・・・・まあいいけど。」
とミスティアはピカノンにリーダーと呼ばれ
恥ずかしさの余り顔を赤らめながら
そう言ったのだった・・・。
friend-名も無き物語-第28章その①に続く