ゼロ
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/05/05 11:42:17
始まりはいつもゼロから
そしていくつものかけらを積み重ね
高い塔ができる
そこから見える世界が
いつか当たり前になっていく
私達もそうだった
何か感じあうものに惹かれて
小さな季節を積み重ねて
お互いの横顔が
当たり前になっていった
本当に愛していたのだろうか
自らの胸に問いかけても
答えは暗く響くだけ
本当の愛とはどんなものか
分かってなかったのかもしれない
私の一人芝居だったのか
こんなに遠くに離れるんて
私が重荷だったのか
こんなに遠くに置き去りにされて
でもまだ信じたくない
「これ、左手の薬指にはめて」
あなたがくれた銀色のリング
これがたった一つの愛の結晶
確かなものはこれ一つ
あなたに与えたかった愛は遠く
静かに行ってしまったあなた
網一度だけ抱いてほしかった
あなたの胸の鼓動を感じたかった
私の鼓動も聞いてほしかった
でももうそれもかなわない夢
このままじゃさようならも言えない
手と手を合わせて見つめあって
別れの言葉を聞きたかった
私は何と答えただろう
それが聞きたくなかったのね
終わりはいつもゼロから
燃えつくした愛がやがて芽を出すように
一つ一つ時を刻んで
また大きくなるのだろう
私の壊れた愛は当たり前の世界で
ありがとうございます。恥ずかしいなー。
どうどいうほどのことはないんですが、ただ思い付きを詩にさせたものです。
これからも、腕をあげるためにもっと頑張ります。
このブログは「ポエム」なのか・・・・現実のリアののか・・?
現実と感じさせるならこの作品はすごい優秀作品(過去のブログを全て評価しての事です)
そんな事を感じました。