friend-名も無き物語-第26章 その③
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/04/28 12:31:08
friend-名も無き物語-第26章 その③
「しかし、一番良いとされる方法は、あなた方の
やり方・・・・・・つまり、人間とポケモンの『絆』の力
だと言われています。」
とウィンドラギルドの副親方であるモフラウドが
僕達に向かってそう言うと続けて、
「ただ、人間はこの世界には基本的にはいない
ので、この方法でメガシンカできるポケモンは
まずいないとされてきました。」
とウィンドラギルドの副親方であるモフラウドが
僕達に向かってそう言うと更に続けて、
「その為、この世界では己の潜在能力と信頼
できる誰かとの絆がある者がメガシンカできる
とされているのです。」
とウィンドラギルドの副親方であるモフラウドは
僕達に向かってそう言うと続けて、
「勿論、その中でもメガシンカできるのは私の
知る限りでは、私とシルバルトさんくらいです
けどね。」
とウィンドラギルドの副親方であるモフラウドは
僕達に向かってそう言った。
「パパも・・・・・・!?」
とワラビはウィンドラギルドの副親方である
モフラウドにそう言われ、
シルバルトのいる方に向き直るとそう言った。
「ああ。ただお前には、まだ自力でメガシンカ
できるほどの力はないし、あったとしてもその
幼い体で耐えられるはずもない。」
とシルバルトはワラビに向かって
そう言うと続けて、
「だから、カゲロウ君達にも協力してもらい、
一番まっとうな方法でのメガシンカを起こし、
お前の潜在能力を引き出そうとしたんだ。」
とシルバルトはワラビに向かってそう言った。
「なるほど・・・・・・この修行の真の目的はそういう
ことだったんですね・・・・・・。」
とミスティアはこの修行の真の目的を
知って驚きながらそう言った。
「でも、ワラビちゃんがメガシンカできたって
ことは、君達の絆は本物だったっていう証明
でもある。」
とウォーラルギルドの親方であるウォーラルは
僕達に向かって微笑みながら
そう言うと続けて、
「君達だからこそ成せた結果なんだよ。」
とウォーラルギルドの親方であるウォーラルは
僕達に向かって微笑みながらそう言った。
「そっか・・・・・・これが、みんなとの・・・・・・
絆の証・・・・・・!」
とワラビはそう言って手を握りしめる。
「・・・・・・おめでとう、ワラビ。そしてみんな
ありがとう!!」
とシルバルトはワラビに向かって微笑みながら
そう言うと続けて、
「・・・・・・だがワラビ、お前にはあと1つ試練が
残っている。」
とシルバルトはワラビに向かってそう言った。
「えっ?」
とワラビは驚いて目を丸くすると
シルバルトに向かってそう言った。
「本当に最後の試練・・・・・・それはお前1匹で
私と戦ってもらう。」
とシルバルトは驚いて目を丸くしている
ワラビに向かってそう言った。
「わ、わたし1匹でパパと!?」
とワラビは驚いて目を丸くしたまま
シルバルトに向かってそう言った。
「お前がどれだけ成長したか、そしてみんなの
おかげで得られたメガシンカの力をこの戦いを
通して実感するんだ!」
とシルバルトは驚いて目を丸くしている
ワラビに向かってそう言い切った。
「パパ・・・・・・。」
とワラビは驚いて目を丸くしたまま
シルバルトを見てそう言った。
そして一呼吸置いた後、
「・・・・・・わかったわ。どこまでいけるかわからない
けど、やってみる。」
とワラビはその場にいたみんなに向かってそう言った。
「そうだ。無理に勝たなくてもいい。
だが今お前が持っている力をみんなぶつける
つもりでかかってくるんだ!」
とシルバルトはワラビに向かってそう言った。
「はい!!」
とワラビはシルバルトに向かって
そう返事を返した。
「行くぞ!メガシンカッ!!」
とシルバルトがそう言うと彼の体を
目映い光が包み込む。
光が収まるとメガルカリオへと
メガシンカしたシルバルトが襲い掛かって来た!!
かくしてワラビとシルバルトとの
戦いが幕を開けた!!
ワラビとシルバルトとのバトルは、
シルバルトの補助技「悪巧み」からの
「波導弾」がかなり強力だったが、
「炎のキバ」でダメージを蓄積させて
最後は「妖精の風」でとどめを刺す。
こうしてワラビとシルバルトとのバトルは、
辛くもワラビが勝った!!
「・・・・・・流石・・・・・・だな。お前もここまで成長した
んだな・・・・・・。父親としてとてもうれしいよ。」
と元の姿に戻ったシルバルトは
その場にヒザをつくとワラビに向かって
微笑みながらそう言うと続けて、
「けど、この力はお前だけでなく、みんなとの
絆があってこそだということは、決して忘れては
ならないぞ。」
とシルバルトはワラビに向かって
微笑みながらそう言った。
「・・・もちろん。」
とワラビはシルバルトに向かって
そう返事を返すと、
「ありがとう、カゲロウ。そしてみんなも。
わたしがここまでこれたのもみんながいてくれた
おかげだよ。」
とワラビはその場にいたみんなに向かって
そうお礼を言うと続けて、
「ギルドで1匹だったわたしを仲間として受け入
れてくれたことも、家族として受け入れてくれた
ことも、みんな感謝してる。」
とワラビは僕達メンバー全員に向かって
そう言うと続けて、
「だからわたしは、これからもみんなと一緒に
探検隊としてみんなの役に立ちたい。これからも
よろしくね・・・!」
とワラビは僕達メンバー全員に向かって
そう言ってきた。
「ああ!」
とカゲロウはワラビに向かって
微笑みながらそう返事を返した。
「もちろん!」
とピカノンもカゲロウに続いて
ワラビに向かって微笑みながらそう言った。
「僕達はいつも一緒だよ!」
と僕もピカノンとカゲロウに続いて
ワラビに向かって笑顔でそう言った。
「これからもよろしくね!
ワラビちゃん!」
とミスティアも僕とピカノンとカゲロウに続いて
ワラビに向かって笑顔でそう言った。
「うんっ!」
とワラビは僕達メンバー全員に向かって
笑顔でそう返事を返したのだった・・・。
その④に続く