<新番組>鳴門秘帖 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2018/04/21 15:42:03
<新番組>鳴門秘帖 第1回「運命のうず潮」
NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
▼どんな作品?
吉川英治の時代小説が原作の痛快娯楽時代劇。
ゆえあって虚無僧に身をやつした旗本の跡取りが、「鳴門秘帖」という幕府転覆の
密約の血判状にまつわる陰謀に巻き込まれ、無双の剣術で敵をなぎ倒しながら、
江戸から阿波徳島までの旅の行程を描きます。
主人公を中心としたラブロマンスも見所の1つ。
40年前、当時30代の田村正和主演でドラマ化され、大好評を博しました。
2日後の日曜日夕6時45分から再放送。
2日後の日曜日夕6時45分から再放送。
▼過去の映像化作品
小さい頃に田村版を見た記憶はあるのですが、その頃は徳島と言われてもどこにあるんだか
わからないような無知蒙昧なガキンチョでしたので、ストーリーなんざ覚えているわけがありません。
ですが田村正和がめっちゃ美剣士だったのは覚えていますw
調べてみたところ、他にも映像化された作品があるのですが、1990年の杉良太郎主演の以外は
生まれる前の作品ですので見たことがあるはずもございません。
ビデオもない昔の番組は保存されてないことが多いですからね。
田村の鳴門秘帖も全話残っているわけではないようです。
もったいないですね…。
田村版は44回あったのですが、山本版は10回なので、1回がかなり濃密になっているようです。
1話完結タイプの時代劇とは違い、メインストーリーのみがずっとつながっていくタイプですので、
1話見逃しただけでだいぶストーリーが分からなくなりそうです。
▼複雑なストーリー
正直、初回見た感想は「???」といった感じでした。
まず、主人公の弦之丞の立ち位置がまだよくわからない。
父親が旗本で、許婚が幕府に仕える甲賀忍者の娘なので、今のところ幕府サイドということでしょうか。
また時代劇にしては恋愛要素が多いせいか、ヒロインが複数いて、スリのお綱、許婚の千絵の2人が
今回出てきましたが、他にもまだ登場するようです。
筆頭ヒロインのお綱を演じているのは野々すみ花という宝塚で娘役のトップだった女優さんです。
テレビでの露出はまだ少ないので、ヅカファンでもない限り知ってる人は少なそうです。
私が覚えているのは「あさが来た」の三味線の師匠、「伝七捕物帳」の女盗賊くらいですかね。
どちらも日本髪で、和装が合うタイプの女優さんですね。
他にも千絵の家格を狙う甲賀忍者の旅川周馬、辻斬りの関谷孫兵衛、阿波徳島藩士の天堂一角など、
クセのある使い手もぞくぞく出てきて、それぞれがどういう立場なのかまだあまりよくわかりません。
今のところ全員が弦之丞の味方ではないことは何となくわかりましたが、
中でも関谷がどう関わってくるのか興味がありますね。
中でも関谷がどう関わってくるのか興味がありますね。
あと、何故主人公がまだ若いのに剣術の師について旅に出ることにしたのか、
それもよくわかりませんでした。
父親への反抗心のためだったのでしょうか。
それにしても唯一の跡取り息子が、他人について旅に出るというのも、変なものですね。
1回目はメインキャラの顔見せ的な感じで、本格的にストーリーが動くのは次回から
といった感じでしたが、1話完結タイプの単純な時代劇と同じ感覚で見るとついてけなくなりそうですw