お題:初めて行ったコンサート
- カテゴリ:音楽
- 2018/04/13 18:57:48
多分、地元のピアニストのコンサートだったかも。
当時ピアノを教わっていた先生が後援会の会長だったとかで
チケットを買わされたのでした。
確か家族で聴きに行ったと思うのですけど
ベートーヴェン弾きの方で、
多分オールベートーヴェンのプログラムだったと思います。
初めての生で聴くコンサートなのでちょっぴりドキドキしていた記憶があります。
でも、演奏が硬くてガッチリで甘さや優しさは微塵もなくて、
当時の私には退屈で後半はほぼ寝ていた感じです^^;
そのピアニストの先生だったドイツの大ピアニストも
そのあとそのピアニストの招聘でコンサート開いて、
例によってチケット買わされて聴きに行きました。
今まで先生のレッスンでもそのピアニストの演奏でも
硬くて生真面目で面白みのないベートーヴェンばかり聞かされて
ベートーヴェンってそんなもの、と刷り込まれていた私には
ドイツのピアニストの優しくて甘美で美しい表情と音色にこれがベートーヴェン?というほどあまりの違いに目からウロコでした^^
極端に言うと、ドビュッシーのようなイメージのファンタジックなベートーヴェンの演奏でした。
そのおかげで私のベートーヴェン嫌いがちょっと改善されたかもw
ベートーヴェンは師事した先生がベートーヴェン狂いで
ずっと嫌々ひかされていた後遺症のせいか今でも苦手かもです^^;
最初のご体験が第9ってすごいかもですね☆
確かにラストまでは退屈かも・・^^;
私も第9のCDとか有名な合唱まで飛ばして聞いてましたw
確かもともとはオケの団員が年末年始に食べていけるように、フルオケの曲である第9を年末に
演奏するようになったそうです。
(管弦以外で出番が少ない団員の収入のことを考えて)
ベートーヴェンの交響曲は田園と第7番が好きですね^^
以前チェコフィルの7番を生で聴いて泣いてしまったことがあります。
ピアノ曲はあまり好みではないかも・・
でもドイツ人の弾くベートーヴェンは発見があって好きです^^
交響曲で今でも好きなのはブラームスの第3番ですね。
全部好きでピアノ用に編曲されたのをよく弾いていました。
特に有名な3楽章は映画でも結構使われてますね^^
https://www.youtube.com/watch?v=j9xHn52lecw
昔、ピアノを習っていた時はよくいろんな国の演奏家の演奏を聴きに行きましたけど、
耳が肥えてくると音にお国柄があって、ドイツはメルヘン街道があるくらいなので?
意外に柔らかくてロマンチックな演奏。
フランスやアメリカは現代的な音でせかせかパリパリした感じ。。
日本は優秀で正確なのですが、温かみが無く、郷愁が感じられない。
極端に言うと冷たい。
歌もそうですけど、演奏って自分の感覚の経験が出るので
だから田舎のボヘミアやチェコのオーケストラは森の音。
近代化の進むアメリカフランス日本はお金をかけていても情緒にかける。。
私もドイツ人の先生に師事していた時に感じましたけど、
もう、音に囲まれる土壌が違うのだなあ、と。
最近はデジタル録音主流になって、私もやっているDAWなどの
パソコン音楽が主流になっているのでこれからはさらに人間らしい、情緒のある演奏というのは減っていくかもですね・・
最初だけ聞きましたが、最後の最後、大合唱のフィナーレ
まで、熟睡でしたねw
2度目も第九で今度こそ寝ない!と頑張ったけど、やはり、熟睡でした!
大合唱で目覚めたら、フィナーレなので、なにがなんだかわからないまま、
みんなと一緒に、感動の拍手のすごさに、感動しましたw
あっ、シシルさんが初めて聞いたコンサートは、ピアノだったんですね。
ピアノだったら、もっと、寝そうですw
しかも、凄いかたの演奏だったんですね。
第九はあのあと、何度か行きましたが、いまだに、全曲聞いたことがありません^^;
でも、大人になるにつれて、楽しく?感じれるようになってきた感じがします。
今でもベートーヴェンは苦手ということですが、
今聞いてもその演奏への感情の変化はなさそうですか。
もう、嫌いになっているから、感動は味わえないかもしれませんね^^;
私は、子供のころは、「エリーゼのために」がなぜか、流行っていたので、
ベートーベンは優しい曲の人だと思っていました。
ベートーベンの「第九」を聞いた時、びっくりだった記憶があります。
全く反対で、面白いですね^^