<新番組>特捜9 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2018/04/12 15:36:05
<新番組>特捜9 第1話「一万年の殺人」
テレビ朝日 水曜夜9時~
▼どんな作品?
昨年まで12年間放映された「警視庁捜査一課9係」の主役であった渡瀬恒彦の死を受け、
残ったメンバーに新たな班長と新人1人を加え、新設された部署で新たなスタートを切ることになった
人気刑事ドラマの新シリーズ第1弾。
新たな部署は警視庁捜査一課の所属ですが、初動捜査から送検まで担当する特捜班ということになります。
旧9係は人気シリーズでありながらリアリティの部分で今一歩というところでしたが、
特捜班として再編成されたところで、リアリティをクリアしたことになりますね。
班長役には新たに寺尾聰、新人には山田裕貴がキャスティングされましたが、
初回ではまだ山田が班に加わっておらず、冒頭とラストにしか出てきませんでした。
テレ朝動画とTVerにて最新話のみ無料で1週間見逃し配信されていましす。
▼9係との違い
知らない間に9係は解散してしまい、浅輪ら4人は別の部署や所轄署に転任、
青柳にいたっては妙子のことで上司とぶつかり退職してしまっていました。
どうも1年前に9係に何かあった様子なのですが、昨年の最終回の感想を見てみても、
特にこれといって思い当たるフシはありません。
何故9係が解散になってしまったのか、それはこれからのお話に出てくるのかもしれないですね。
また、あれだけ焦らされた浅輪と倫子が、いつの間にか結婚していましたw
あれ?と思って見返してみたけど、やっぱり昨年の9係ではまだ結婚してませんでしたよね。
2人の結婚式に係長が出ないのはどう考えてもおかしいので、
ドラマ開始前に結婚させてしまったというところでしょうか。
あれだけこじれたのに、なんか拍子抜けでしたw
それから、私は主演は寺尾かなと思っていたのですが、どうやらイノッチのようです。
まぁあさイチで随分顔を売ったので、イノッチが主演なのは何ら不満はないのですが、
ジャニを主演にしたことで、今までバーターはエンディング曲だけだったのに、
あまり目立たないところにジャニタレをねじこんでましたねw
9係ではなかったことです。
調べてみたところ、鑑識の若い捜査員だったようですが、まだ20歳なんで鑑識は早いですねw
このくらいならいいですけど、必殺仕事人のようにもうどうしようもないくらい
侵食されないでほしいものです。
今回は初回だけあって、神田川警視総監や猪狩鑑識官、そして妙子など、おなじみのメンツが揃い、
結構豪華でしたけど、公式サイト見ると、神田川と猪狩はレギュラーなんですね…。
猪狩役の伊東四朗が80歳、いくら嘱託という設定とはいえちょっといきすぎ…、
そして神田川役の里見は81歳なので完全にアウトですねw
どうしてこんなキャスティングにしたのやら…。
そのへんのリアリティのなさは引き継ぐのですねw
▼ハート型土偶
今回のストーリーは、都内の縄文土器発掘現場で大学講師の女性の死体が発見された事件。
9係のメンバーはちりぢりになっていたのですが、村瀬と小宮山は偶然その事件に関わってました。
新設された特捜班の班長・宗方からメンバーとして指名された浅輪の最初の仕事は、
まずメンバーを集めること。
しかも宗方は孫娘の世話で忙しいので、浅輪に丸投げしたのですw
浅輪は当然元9係のメンツを集めようとしますが、皆最初は気が進まない様子。
矢沢だけはまぁいいやと来てくれたものの、村瀬も小宮山も自分の部署は離れず手伝うだけで、
青柳にいたっては連絡がなかなか取れず、会いに行っても自分は調査会社に就職すると言って聞きません。
まぁ事件解決後、最終的には皆集まるんですけどね。
事件の方は、どうやら大臣クラスの有力者が関わっていて、早速捜査に横槍が入ります。
しかし浅輪は圧力に負けるようでは特捜班の意味がないと、横槍を気にせず捜査を進めます。
決め手となったのは、被害者の部屋にあったハート型土偶でした。
ハート型土偶は関東~東北南部で出土しており、群馬県で出土したものが有名です。
今回は事件は添え物で、元9係のメンバーが集結するのがメインストーリーだったので、
事件のプロットはあまり複雑なものではありませんでしたね。
愛人が子供を産むと言ったからと、殺してしまう大臣もケツの穴が小さいなと思いましたけどもw
大臣になるくらいなら、愛人や隠し子の1人や2人囲うくらいの度量がないとね。
渡瀬恒彦は享年72歳だったので年下ではありますが…