Nicotto Town


あいうえおぶろぐ


さきT着こなしコンテスト用(コメ閉じ)


月うさぎコーデです^^
月に住む人をイメージしました。
無彩色の月面に似合うようにしてみたつもりです^^

ついでに、このキャラにまつわるストーリーとか考えてみたところ
月で生まれ育ち、うさぎアフロ計画という計画に携わる科学者が、女装しているという
わけわかんない状態になってしまいました(^^;

もちろん、無理して読む必要はないです(^^;

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地球から月へー。
そんな人類の夢は、
1969年のアポロ計画により、ついに現実のものとなった。

そして2009年、一般の人々が、気楽に月旅行に行けるようになった。
月は、新たな観光地として、多くの観光客で賑わい
観光客目当ての産業も発達していった。

2020年には、月に眠る鉱物資源、レアメタルの採掘も始まった。
そのために、月に長期滞在する人は急増し、二世も生まれ始め、
月を故郷とする人口は、その後も順調に増え続けていった。

空気のない月では、居住地ドームの外に出ると、音はまったく伝わらず
電波による通信も、宇宙線による影響が強く難しい。
なので、月居住者たちは、常に大きなアンテナを着用していた。
さらに、でこぼこした月面でも活動しやすいよう
クッションのきいたブーツを履くことが多かった。
そのため彼らは、うさぎのコスプレをしているようにも見えた。

やがて月は、ひとつの独立国となった。
しかし、広い耕地や多くの水を確保できず、食料生産が常に不足していたため
食料の大半は、地球からの輸入に頼らざるを得なかった。

それに、月に行った人々は
もともと地球での地位が低く、経済的に苦しい人たちだったために
政治的な影響力はほとんどなかった。

ゆえに月は、地球よりも常に格下として扱われ続け、
レアメタルも安い値段で買い叩かれた。

そうした植民地政策に近い搾取が、長く長く続いたため
月で生まれ育った人々にとって、地球はすでに母なる星ではなく
自分たちを苦しめる者たちがいる、憎むべき星であった。


あるとき、月政府は、恐ろしい計画をたてた。
その計画の名前は、アフロうさぎ計画。
アフロは解放の象徴、うさぎは月居住者のことである。
最初は、月解放計画などの
陳腐かつもっともらしい名前も考えられたのだが、
地球政府の耳に入っても、その重要性に気づかれないよう
あえて冗談のような名前に決定した。

彼らはまず、地球とは反対側の月面に
秘密裏に、大きな都市を建設した。
幸い、都市の建設に必要な資源は豊富にあるし
月政府やそこに住む人々を軽視し、見下している地球は
見えないところで反撃の準備を進めていることなど、まるで気づかない。

彼らは計画に従い、月のあちこちに、巨大なエンジンを取り付けた。
これが始動すると、月はまる1ヶ月かけて地球に近づいていき、
最終的には、太平洋の真ん中に軟着陸する。
すると、海の水が大量に陸地にあふれ、
地球にある都市の大部分は海の底に沈んでしまう、というわけだ。

月の裏側で難を逃れた人々は、陸上が海水と雨で洗い流された後で
荒れ果てた地球を整備し直し、そして我が物にするつもりであった。
わずかに生き残った地球の人々も、もうたいした力はないだろう。

地球に住む人々よ、
月が迫り来る恐怖を、自分たちの行いへの後悔を
1ヶ月かけてじっくり味わうがいい!


月生まれの人々の中に、ひとりの青年科学者がいた。
彼もまた、アフロうさぎ計画の一員であり
月を動かすためのエンジン開発の中心人物であった。

しかし彼は、本当の計画は知らされていなかった。
巨大な月エンジンを作る目的を、
月の人々が、地球の軛を逃れ、独立して暮らしていけるよう
月を火星まで運ぶためのものである、というふうに聞かされていた。


計画決行日の数日前、
彼はついに、隠された恐ろしい計画に気づいた。
地球のやり方はたしかに許せないが、
だからといって、地球に住む多くの人々の命を奪うわけにはいかない。

そこで彼は、エンジンを起動させるのに必要なプログラムを
ダミーの偽プログラムに書き換え、厳重にロックした。
その上で、本物のプログラムを書き込んだメディアを
うさぎのぬいぐるみに隠し、こっそり持ち出した。
いつか、自らが心血注いで開発した月エンジンが
宇宙開発のために平和利用される日のために。

彼は、しばらく身を隠し、成行を見守ろうとしたが
月面には小さな人口都市しかなく、逃げてもすぐに見つかってしまうだろう。
そこで彼は女装し、小型宇宙船で地球に行き、そこで身を隠すことにした。

普段からトレーニングをしているものの、月育ちゆえに華奢で
月の6倍の重力に慣れるのは大変だろうし
制御されない自然の気候、生まれて初めて接する病原体も多いだろう。
偽造IDで地球に密入国するため、何かあっても誰かに頼ることはできない。
ゆえに、地球に行くことに対する彼の不安は大きかった。

しかし、それ以上に
人類が生まれた地に行ける、ということへの期待のほうが大きかった。

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うむむ、なんか長くなりすぎました(^^;

もちろん、続きもラストもまるで考えていないっす(^^;;;




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