毒の味
- カテゴリ：30代以上
- 2018/04/06 19:07:41
人は噓をつく動物だ。
失礼、つかない人もいる。
でも私の周りには、
噓つきが多いことは間違いない。
現に私も噓つきである。
人はどうして噓をつくのか ? 、
この問いを子供のころ父に聞いたことがある。
帰ってきた答えは、
ニコニコしながら「病気なのさ」と簡単な答えだった。
なるほど、私も病に侵されてるってわけだ。
と、子供心にそう思ってた。
噓って人によってはついて良い嘘、
悪い噓とかがあるっていうけど。
それは受け取り方次第だろうと、思う。
話してて明らかに、
噓ですよって言う話し方もあれば。
真顔で、
この話はほんとの事ですって話し方もある。
悪友はいま見てきたかのような噓を、
なんの迷いもなく巧みに話してくれる。
その嘘がうまければうまいほど、
私はうっとりとその世界に浸かることができる。
特に私の悪友は酒の席こそ、
そういう話の本領を発揮するのだ。
悪友いわく、「酒は光る石が入った飲み物だ」とのこと。
そんな飲み物はないのだけれど、
ひょっとしたらそんな酒がどこかにあるのかもしれない。
と、思わせてしまう噓こそが。
私たちの間では、「毒の味」と言っている。
私は悪友の絶対に一歩も譲らない頑固な姿勢が好きだ、
年を重ねるごとに人はどんどんと変わっていく。
頑固になる人や、物分かりがよくなる人。
私はどちらだろうか・・、ちょっと待てょ。
どちらとも言えないかな、まーそういうことにしておこう。
自分のそんなニュートラルなとこも好きだから、
それでいいっしょ。
でも良し悪しにつけ嘘をつかない人はいないのではないかと思う。
「嘘は方便」といいますから善意なウソはいいかな～とも。
人を幸せな気持ちにさせる嘘はオッケイ！
だけど自分とこの利益最優先で騙す嘘があるから、世の中は恐ろしい。
（わたしゃ、そんなんで行政に騙されてしまったんだわ… >_< ）
でも、騙すより騙されるほうがいいってことよね ^ - ^;
ばか正直なところがあるのでそれもどうかと考えちゅうです(^^;)))
なんでもほどよくがいいのかなあ