随分昔に成るけど子供みこしの役員をやっていた時。

事前に子供みこしの参加者の数を報告して
其の人数分の子供に配るお菓子のお金が神社から来る。

記憶では一人５００円だと思う。

其れを町内のお店に行って一人５００円分の御貸の詰め合わせを作って貰う。

一人ずつビニールに入れてくれて其れがダンボールで
最後に着く地区の会館に届く。

子供みこしが無事に会館に付いて神輿を台の上に置いて
参加した子供達に御菓子を配っていた。

すると見慣れない子が並んでいる。

此れは参加した子に配られる事は子供達は解っている。

詰り其の日は野球の試合が在って参加できなかった子が
早く試合が終わって会館の前で皆が来るのを待っているが
其の子達は当然並ばない。

うちの子も塾の模試が在ったので勿論参加してないのでお菓子は当たらない。

だから大勢の子で並ぶ子と並ばない子がいる。

勿論子供みこしに付いていたので参加してない子は解るが
其れ以上に町内でも見慣れない子が並んでいる。

「貴方は子供みこしに参加してないでしょう。」とあっさり言って
次の子供に御菓子を渡して参加した子は全員に渡したところで
見知らぬ女が其のお菓子を渡すのを外した子を連れてやってきた。

自分の子供にもお菓子をやって欲しいと言う。

此れは御神輿に参加した子へ配る物だからと断ると
こんな所でお貸しを配って居たら誰だって欲しいと思うでしょと
きつい口調で言う。

「此れだけ子供がいても参加しなかった子はちゃんと並びませんよ。」
自分の子供に同じ様なお菓子を食べさせたかったらご自分でお買いになって
渡せば良いでしょう」と何を言ってんだかと不思議そうに見て断る。

すると差別だと大声で騒ぎだした。

何が差別だか解らない。
其れで日本人では無いと推測が付いたが。

だが、其の他の大勢の子供達も参加しなかった子は並ばなかった。
其れを言ったが狂ったように「差別だI差別だ！」と騒ぎ出した。

「だからぁあ、お貸しを貰えるのはそれだけの対価を払った子が
神社から出るお貸しで在って、他の御神輿に参加をしなかった子は
此処におおぜいいるけど、其の子達は誰も並ばないし、
其の子達にもお菓子は当たりません、お帰り下さい」と
何だ、この女は此れだけ説明しても何故解らないのか理解できなかった。

余りに大きな声で「差別だ！差別だ！」と凄い形相で騒ぎ立てるので
他の子供みこしの役員の人がやって来て、
参加した自分の子供の御菓子を取り上げて其の女に渡すと
「小さな子供達が不安がっているので行ってください」と言った。

見ると小学校高学年の子は冷たい目線で其の親子を見ているが
小さい子供は其の女の凄い形相と大声に怯えている。

其の参加したのにお菓子を取り上げられた役員の子供は顔を真っ赤にして
不満そうに俯いている。

御菓子を貰った其の子は「やったぁー」と一言言って親子で行こうとする。

「子供にそんなルールに反した事を教えたら後々碌な子に育ちませんよ」と
其の女を捕まえようとするともう一人の役員の人が私を止めた。

「良いのよあいつらは達が悪いから何を言っても無駄」と言って
自分の子供に後で買ってあげるからと言っている。

「高学年の子はそんな事をやっていいのかなぁ～」と
ルールを破った大人達を批判的な目で見ている。

本当にこんな事をやったら見ていた子供達にも示しがつかない。

私も其の親子を睨めつけているのをもう一人の役員の人が私の腕をつかんでいる。

キッと振り返って子供達の方を見て、あの人達は悪い事をしました。
だけど小さい子供達が怯えているので今回この様な事になったけど
あれは悪い事ですと言う様な事を言って取りあえず其の場を取り繕ったが
腸が煮えくり返った。

あれだけ説明して小学校高学年の子なら理屈が解る程度の事が何故解らない！？

其れ程知能が低いのか！其れにごねれば道理が引っ込む様な事案を自分の子供に
見せるとは其の子が同じ様な事をし始めるだろう。

其れは親としての躾けの問題だろう。

こっちもそんな場面を子供達に見せたくはない。

はっきりと此れは間違いです。と高学年の子には行って小さい子供達が
怯えていて其れで怖い思いを心に持つのは精神上良くないからと
小さい子供達の心を心配しての行為であれは悪い事ですと
言った。

高学年の子達は大人がルールを破ったと冷たい目線をよこして
「あ～あ、参加しない子に御菓子をあげて良いんだ」と私達役員を
批難してお菓子を取り上げられた子の肩を抱いて「かわいそうになぁ～」と
行って私達の方を見たからである。

子供の前で絶対にやっては行けない事で在る。

私は其の私達を非難がましい態度を取っている子供達が決して悪いとは
思えない。

だから、「貴方達が非難する気持ちは正しい事ですよ」と言った。

私も怒りで頭がブチ切れそうだった。

だが、小さな子達があの女の大声の罵声に怯えた事は事実だった。

其れよりも強い汚い言葉で言い返す事が出来たが
子供達の手前抑えた。

だが、決して許さないと煮えくり返った腸は何時までもふつふつと
腹の中で燃え続けた。


其れまでの和気あいあいとした参加した子供達も参加できなくてお菓子を貰えなかった子供達もちゃんと解っているので
其々の友人が参加できなかった友人に御菓子を分け与えているのは
毎年の光景である。

兄が小さな弟や妹に自分が貰ったビニールからお菓子を出して分け与えている
毎年の心温まる風景と其の雰囲気を一気に台無しにしてしまった。

あいつらは絶対に許さないと私は心に誓ったが
其れと同時に彼らのした行為は悪い事だからねと子供達にも教えた。
そして私は意気揚々とお菓子の袋を持って帰る親子を
睨み続けていて、其れと同じ様に複数の高学年の子は冷たい視線で
其の親子を見ていた。


次に書くのはもっと昔である。
朝鮮人を雇った商売人の家が近所に在った。

其処の家は客用の店に通じる玄関と従業員用の玄関に別れていた。
其の家の家族も店の奥の自宅に行く時に従業員用の玄関から出入りしている。

其の店に其の朝鮮人の従業員を訪ねて朝鮮人が来た。

で、店の社長がこの次から従業員用の玄関から訪ねて来る様に言いなさいと言った。

其れは当たり前の事であるが、何か問題でもあると思う？

日本人からしてみれば其れは極当たり前の常識だと思うが。

所が其れを聞いた其の朝鮮人従業員の知り合いたちが「其れは差別だ」と
騒いで店に客用の玄関に押し掛けて来た。

連日其の店の前で大勢で「差別だ、差別だ」と大騒ぎである。

幾ら従業員も社長の家族も他の従業員も他の従業員を訪ねて来る人も
其の従業員用の入り口を利用している。

デパートで考えてみると良いだろう。

客用の玄関から交代の従業員を入って等来ない。
従業員用入口が設計された段階で出来ていて其処から出入りしている。

其の店も老舗のやや大きな店だったので玄関が最初から二つ作られていた。

従業員も其の従業員を訪ねて来る人も最初の解らない時は
お店の方に来ても二度目からは其の従業員に教えて貰って
従業員用の入り口を利用する。

そんな事は差別でもなんでもなく、常識の世界である。

所が店の前で「差別だ、差別だ」と嫌がらせをし続けた。

そうやれば金を払って来なくして貰う奴もいるからなのだろう。

結局営業妨害で警察も来たがその次に営業妨害で訴える事に
して操作を始めるとやっと彼らは来なくなったが、
色々過去にやってきた前例を知っていて其の動きが在ると
手を引いたのだろう。

近所の人達は朝鮮人を雇うからだとひそひそと言い合って
広く伝わって行った。

自業自得の対応を其の後受ける様になっても仕方が無い事じゃないの。