お兄ちゃんは自閉症
- カテゴリ:子育て
- 2018/02/25 17:05:40
先日図書館で見つけた本のタイトルです。
2009年初版の本で、双子の妹がお兄ちゃんの事を書いてあります。
薄い本で、児童書のコーナーに置いてあったので
今まで気が付かなかったのですよね。
素直に泣けました。
作文を寄せたスミレちゃんの
「いつかほんとうにいいことが起こる日が来るって、私は思うよ。
そう信じてる。奇跡って言うのかな。
多分、神様が私達の事助けてくれるよ。
だから覚えてて・・・そんな日が来るから
絶対にあきらめないで」
先日、電車通学してる娘が
クラスメートが電車内で
自分は発達障害でここが苦手だ、と話していて
娘に「○○はどんな障害?」と聞いてきて
娘は青くなってしまったそうです。
そう、そこは電車の中、乗客も沢山います。
「そういう会話はしないで」と返したそうです。
その後、この本を偶然見つけ、読みました。
いろいろ考えてしまいました・・・
成長を待つしかないのですが
「それは、まずい」って言うのを教えてくれる人がいたらいいなぁ・・・と
つくづく思います。
学校で教えてくれる内容でもないですし。
普通の人は、きっと内心「げーーー」って思っても
注意はしないでしょうし、下手するとネットで拡散・・・ってつい悪いほうへ考えてしまいます。
青色吐息です(--)
『○○はどんな障害?』ではなく「○○さんはどんな性格の人かな?」と尋ねられたら
娘さんは青ざめずに済んだのかもしれないです.この手の話題は誰もが公共の場で
触れたがらず蓋をしてしまい,物事の本質が分からなくなります.
“汝理解するなかれ,さもなくば察せよ” の世界です.
例え私なんか電車の中で,乗客が沢山いたとしても,私がこのような障害があり,
と話した時点で既に私は覚悟ができています.うまい方便があって「我が業界ではこの
ような課題があり……」としたオブラート会話や,
「私の ヤマキ* はこんなダシができるんだけど,あれは濃いですよね」
[訳]「私は 精神病患者* でこんな症状が出ているんだけど,ああなると深刻ですよね」
(* 精神病患者に充てる語句が圧力団体により指定禁止用語になっているため
敢えて造語を使っている.「障害者と差別用語」という本も参照して欲しい.)
という暗号で会話することもあります.
そう、理解するってその場で言っていかないといけないのですよ~
親の知らない所で・・・は本当に多々あると思います。
結構電車の中が多いかな。
実は、先日も30代ほどの男性障碍者の方であろう人とトラブルになり
私が慌てて、学校へ電話しました。
話かけてきて、面白いから・・・ってどんどんエスカレートしていって
女の子の同級生について、駅まで下りてきて
追っかけてきてしまったんです。
色々あります(^^;
親って、いつでもどこまでも親なんですよね。
学校で教務の先生が保護者に向かって話す時に
「手帳がある事を自覚して、行動する事を教えて欲しい」って言われるのだけど
これは、これから会社に出て、一般の人と混じる時に
「しゃしゃり出るな」って暗に言ってるんですよね。
『私リーダーできます』って立候補して
新人研修がめちゃくちゃになってしまったとか。
かと言って、場をまきまえて
自分の障害隠したり、言ったりって難しいだろうな・・・と思う。
娘は、私にはよく話すので
そのつど「それは○○だ。」と伝えるとよく覚えてて
電車の件もそうだったんだよね。
大変だよね。
きっと息子が私に話していた内容について振り返ったんだと思うんです。
それほどおかしなことを話していた訳ではないと思うのですが
大人の体つきをした息子が話す内容にしてはおかしかったのかな?
でも内容が障がいや病気のことで、場所が電車の中だったりしたら
息子に「その話は後でね」と言ったかもしれません。
息子は単独で公共の機関を使う事はないのでトラブル等はありませんが
難しい問題でもありますね…。
子供の頃はなるべく素直になんでも話ができる環境を大事にしていたけど、ある程度大人になるにつれて秘密が増えたりね。心配だけど、なんでも話すよりはいいのかな、って思ったり。