「生きる」
- カテゴリ:人生
- 2018/02/19 23:23:28
たいへん、遅くなってしまいました。
本来なら、とっくに夢の中を徘徊している時間ですが、
今日は、まだ事務所にいます。
うん、いろいろ大変でした。
まあ、雨降って地が固まればよし、
人間、生きていればいろんなことがあるものです、
さて。
今日は、一日の大半を病院で過ごしておりました。
いえ、いつものような「傷害事件で診断書!」ではありません。
鈴ちゃんの定期健診です。
先回の定期健診から、3か月目、早いですねえ。
あっという間に3か月。
去年の今頃、
鈴ちゃん(配偶者)は、余命いくばくのガン患者でした。
「ステージ3 B」首の皮一枚で手術室に入る前でした。
ガンが大きすぎて、手術に耐えられるかどうか、
抗ガン治療で、なんとか摘出できる大きさにする術前治療でした。
毎日が、砂時計のように、はかなくつかみどころのないモノでした。
ガン宣告を受けたことのある人は、
たいてい「なんで自分が!」と思うものです。
健康なときは、まさか自分がガンだなんて思わない、
だけど、ある日突然、「なんか変だな」と病院に行って、
「ガンです」と地獄に叩き落されます。
まあ、今は医療も進んで、
「ガン」即「死亡」とは、ならないようですが、
それでも地獄域超特急の切符を渡される恐怖は凄いです。
今、隣で笑っているこの人が、
明日には、灰色の肉の塊になって朽ちていく・・・
この焦燥感、敗北感、喪失感・・・
心臓がえぐられるような痛さを、
がん宣告から、毎日毎日感じ続けなければなりません。
辛いです。
いっそ自分が、ガンになったほうが楽です。
代われるものなら、代わってあげます、喜んでコロコンで。
そんな去年の今頃から、一年たって、
今日の定期健診では、
「よし、あと3か月は大丈夫」と言われるようになりました。
あと3か月。
あと3年ではありませんが、とりあえず3か月はイケるだろう。
わたしたち、毎日、笑って過ごしていますが、
実は、鈴ちゃん、ガンだったんです。
(別に隠していませんので、知っている人は知っています)
あと3か月は、たぶん笑って暮らせるでしょう。
4か月目のことは、そのときに考えます。
「今、生きている」って、実はそれが奇跡なんですよねえ。
「今日も、生きていた」なんてすごい奇跡でしょう。
「明日も生きられるかも」奇跡の3連発です。
「あと3か月は、生きていられるかもしれない!」
もう、思い残すことはないでしょう!
毎日「今日も思い存分、生き切ったぜ!」と、
言えるように、生きていきたいものですねえ。
いつもありがとうございます.
私の母親もガンでステージⅣでしたが完治しています.
それからもう20年近くなるのでしょうか…もちろん元気です.
でも8年前に友人をガンで失くしました.
その人はもう少し前に一度ガンになっていて,しかしその時は温存療法を選びました.
亡くなる原因になったのは,一度目で残っていたガン細胞の転移でした.
ステージⅢ,Ⅳはリンパ節への転移,多臓器への転移を認めるものですが,私の母親は取れるものは全て取ったので助かりました.
切除することでQOLが下がるなどのリスクを病院で説明されますが,それでリンパ節や神経を残すケースが多々あるようです.
なので,オペが出来るようになったら,取れるものは迷わず全て取るように考えてくださいね.
全部無くなってしまえばきっと勝てます.
頑張ってください.
重い一日を軽くするためにも、存分に! (*^^)v
「医者は希望しか言ってはいけない」
なんかねー余命を言っちゃうと、そこまでしか
生きられない人のほうがおおいそうです。日々いろんな
進歩をしているので、今日はできないことでも明日はできるかもしれないし。
お互い、毎日を楽しく生きましょうねー\(^o^)/
その後も数回、がん治療をしましたが、御歳80過ぎて、まだ健在です^^
たまに、腰を痛めて入院するけどw
今は、「がん」も死因1位の座を降りたと聞きます
鈴ちゃんにとって、はなちゃんがそばにいることがお薬だしね^^
絶対確実な期間+@ではなくて絶対確実な期間 だけを
3か月が 3年30年と
どんどん長くなっていきますように
ウチの親も胃がん、嫁の親も舌癌であと頼むと言われ、
あっというまに、12年たち元気でピンピンしますよ。医療は進歩していますからね。
ほんと。昨日は、お世話さまでした。
今ね、余裕があってもとりあえず「3ヶ月」って言うんだって。
半年とか1年とかの長期見通しを言っちゃうと、患者が「もっといい方法はないか」って他の病院や医者を探しちゃったり、ジタバタ足掻いたり、自殺を考えちゃったりするからなんだって。
3ヶ月っていうショートスパンの保証だと、患者が腹くくってそこでおとなしく落ち着くからなんだって。
大きな病院のお医者さん(御茶ノ水の大病院勤務)に聞いたの。
だから鈴ちゃんの長期余命は保証されたも同然だと思います。
私の父は余命2年と言われて10年以上生きました
余命を告げられてからは生きているうちに動けるうちに
好きなところで好きな風景を見て美味しいものを食べようと
車いすを積んで日帰りできる範囲で回りました
鈴ちゃんにとって好きな場所ははなこさんと笑って過ごせる今の場所でしょう
生きる刹那も生きる喜びに満ちて瞬間に生きる
メメントモリ(memento mori)の趣旨は carpe diem(今を楽しめ)
まさしく、はなこさんが言う
>毎日「今日も思い存分、生き切ったぜ!」と、
言える生き方だと思います
読売ジャイアンツなどで活躍した元プロ野球選手、角盈男(58)(すみ みつお) さんも
医師からは「立派ながんですね」といわれたステージ3でした
医師からは「勉強してください」といわれ、インターネットで調べたり、周りの方も情報をくれ
自分で調べるにしても限界があるので、医師の診察の時には情報収集の時間と考え、
分からないことは何でも質問したそうです
ホルモン療法や手術、放射線治療などいくつも選択肢がある中で、
はじめはホルモン療法を行っていたけど、情報を頂いて、最終的にはトモセラピーという治療法を選択して
治療法があってたようでガンがほぼ消えたそうです
鈴ちゃんは一人じゃない
はなこさんを初め想う友人はたくさんいる
鈴ちゃんはサバイバーになってください
ケアギバーのはなこさんといっしょに
奇跡を続けてください
生きている間はちゃんと生きる。大切ですよね。
人間って楽したくてしょうがない生き物ですからねぇ… orz (なんか猛反省したくなりました。
さ、明日またガンバロー!(* ̄0 ̄*)ノ 夜光虫は生命の奇跡ですなぁ…