Nicotto Town


連続冒険小説 霊験導師わむたん


巨神ガンマーワン(15)

海底の巨大岩石に叩き付けられた海獣イプシロンツーは左脇腹の宇宙金属が損傷したが、エネルギーを集中し修復していた。

ブラッククラーケンがすかさず連射水中銃をとどめをさそうと発射した。

シューーーー

連射水中銃の弾が海獣イプシロンツーに向かって水の糸を引くように流れて行った。

海獣イプシロンツーは体を横にして連射水中銃の弾をかわした。

ババババーーーーン

海底に弾が当たって爆発で泥が巻き起こり海獣イプシロンツーの体をうまく隠した。

ブラッククラーケンは海獣イプシロンツーを探したが見つからない。

ブラッククラーケンは連射水中銃の発射口から電磁パルス爆弾を撃った。

電磁パルス爆弾とは、弾と弾の間に電磁気が張られ網のように広がって敵を攻撃する武器である。

泥に隠れていた海獣イプシロンツーに向かって網が沈んで行く。

パチパチパチ・・・・・

海獣イプシロンツーは沈んできた電磁パルス爆弾の網に引っ掛かってしまった。

海獣イプシロンツーは体がしびれた。

このままやられてしまうのか。

ーこのままではまずいわ。消耗が激しいけどスクリュードリルを使うしかないわ!-

スクリュードリルは海獣イプシロンツーの必殺技である!エネルギーの消費が激しいので戦闘中に1回しか打てない!果たして勝利できるのか!行け!海獣イプシロンツー!!!

海獣イプシロンツーの体から光が放たれると体が回転し出した。

その回転はまるで光の渦だ。

海獣イプシロンツーが回転しながら高速で上昇し出した。

光の矢が走るようにブラッククラーケンを捕らえた。

ギャイーーーン!!!

ブラッククラーケンは悲鳴を上げた。

スクリュードリルの体当たりでブラッククラーケンは砕け散った。

ドガーーーーーン

海上に噴水のように水が吹き上がった。





(お願い:他にも公開していない小説をたくさん書いていまして順次パブーなどでペンネーム☆千葉広明☆名義で電子書籍化販売予定なので、くれぐれもコピーはしないで下さい。作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦下さい。模倣、一部の複写などが確認された場合、図らずしも法的対象になりますのでご注意下さい。☆この作品の著作権は千葉広明プロダクションに帰属します。)




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